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2021年09月のポニーランドぶろぐ
秋の香り
皆さん、こんにちは!
夏の厳しい暑さも一段落、涼しさを感じる日が増えてきましたね。
なぎさポニーランドサービスセンター横のキンモクセイが咲き始めました。
すももちゃんとキンモクセイ
う~ん♡とても良い香り。
食べた~~い!!(食べないで!!)
口がくちばしみたいになってますよ(笑)
今年は例年より開花が早いそうです。
皆さんの周りにも秋の訪れを感じる出来事がありますか?
2021年09月12日
馬の耳に念仏
「馬が合う」に続いて、馬にまつわる言葉のお話です。
今回は「馬の耳に念仏」ということわざです。
意味は
馬を相手に念仏をとなえても、そのありがたみがわからず無駄であることから
いくらよいことを聞かせても、まるで理解できなかったり、まともに耳をかたむける気がなく、何の効果もないことのたとえ、とありました。
(一部コトバンクより引用)
似たような意味のことわざには、
「猫に小判」や、「豚に真珠」があります。
また、「馬耳東風(ばじとうふう)」という言葉もありますが、
こちらは
「人は春風(東風)が吹けば寒い冬が去って暖かくなると喜ぶが、
馬は耳をなでる春風に何も感じない」
つまり、他人の忠告や評判を聞き流し、気にも留めない
という意味だそうです。
(語源由来辞典より引用)
聞き流すところは同じですが、“ありがたみがわからない”のとは違うようで
微妙に意味合いがことなるようですね。
さてさて、ポニーランドの馬たちに念仏を聞かせたことはありませんが、
おそらく馬にお経を聞かせても、その内容や何のための言葉なのかなど、
“ありがたみ”は馬には伝わらないかもしれません。
しかし、馬たちは周りの音や人の声をよく聞いていて、その雰囲気も一緒に感じ取っているので、もしかしたら何か特別な言葉だってことは伝わる、かもしれません。
(あくまで憶測ですが。)
馬に言葉が通じるか?という意味では
ポニーランドの馬は名前を呼べば反応しますし、
馬を運動させるときも、声で号令を出せば反応しますから、
言葉の発音やリズムで、ある程度理解しているように思います。
馬をあつかうスタッフは普段から
話しかける時やほめる時は、やさしくおだやかに声をかけ、
逆に、しかる時には強く短く声をかける
という感じで、馬にわかりやすく伝えるようにしています。
(馬は片方の耳ごとに違う音を聞くこともできます。
とても気になる音がした時には両方の耳をむけてそちらに注目します。)
皆さんもぜひ馬にやさしくおだやかに声をかけてみてください。
草を食べていて顔をあげないかもしれませんが、
耳はあちこち向いて、しっかり聞いていると思いますよ♪
2021年09月10日