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自然動物園ぶろぐ
ヤギとヒツジのネイルメンテナンス
みなさんこんにちは!
今日は日頃行っているヤギ・ヒツジの蹄の管理についてお話します。
当財団のぶろぐをよくチェックして下さっている方ならご存知かと思いますが、
篠崎・なぎさポニーランドの馬たちは定期的に蹄の長さや形を整える
「削蹄(さくてい)」という管理を行っています。
実は同じ蹄を持つ、ヤギ・ヒツジにも削蹄が必要です。
特に当園はスペースが限られており、あまり蹄が自然に削られないため、
放っておくとどんどん伸びてしまい、四肢を支える大事な蹄の形が悪くなると、
肢にも負担がかかってしまうことがあるため、現在は月に1度のペースで
削蹄を行っています。
では削蹄の様子を見てみましょう。
削蹄を行う日はできれば雨の日がベストです。
なぜなら湿気で蹄が柔らかくなっているため、切りやすくなるからです。
ヤギやヒツジの削蹄は園芸用の剪定ばさみで行います。
また、 削蹄時の保定(ほてい:人と動物双方が安全に処置ができるように押さえること)
方法も個体によって変えています。
「きなこ」はトレーニングを受けているため、
トレーニング用の台の上で蹄を切ります。
小さな「ちゃい」はこのように台に乗せて保定しながら行います。
ヒツジの「めい」と「はな」は横倒しにした後、
腰で座らせるような姿勢で保定します。
この保定方法は毛刈りの時にも行われる方法です。
そして、大きな「しお」や「ミルキー」は複数人で保定します。
1ヶ月経って少し伸びた蹄もこのようにスッキリきれいに整いました!
みなさんも健康は足元からですよ(^^)
(Y)
2021年05月25日
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