公益財団法人 えどがわ環境財団

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自然動物園SHIZEN ZOO

2021年07月の自然動物園ぶろぐ

GNN

 

皆さんおはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

 

 

 

 

 

架空のニュース番組、オオアリクイニュースネットワーク、

 

GNNGiant ant eater News Network)』のお時間です。

 

 

この番組では日本全国のオオアリクイのニュースをお届けします。

 

 

 

前回の放送は2020年6月でしたが(放送内容はこちら)今回はどんなニュースが入ってきているでしょうか。

 

 

 

 

それでは最初のニュースです。

 

 

江戸川区自然動物園にて繁殖を目指して飼育されているオオアリクイの『アニモ』と『アイチ』の近況が入ってまいりました。

 

 

最近の2頭は昼のエサを一緒に食べることもあるそうです。

 

 

担当者のRさん曰く、なるべく接触の機会を増やしてみようと思い、このような形をとっているとのこと。

 

 

 

 

 

 

エサを食べている間は落ち着いているように見える2頭ですが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食べ終わると今まで通り、警戒の色が強くなってしまうようです。

 

 

仲が良くなるまでにはもう少し時間がかかりそうですね…。

 

 

引き続き見守ってまいりましょう。

 

 

 

 

 

 

さて続いてのニュースです。

 

 

 

愛知県東山動植物園にて7月16日に

 

オオアリクイの赤ちゃんが誕生しました!!!

 

 

お父さんは『サビオ(18歳)』、お母さんは『エミ(14歳)』で母子ともに元気だとのことです。

 

 

これで日本国内のオオアリクイは飼育園館6、飼育頭数16となりました!

 

 

ちなみに『エミ』は先ほどの江戸川区自然動物園にいる『アイチ』のお母さんでもあります(お父さんは違います)。

 

 

つまり新しい赤ちゃんと『アイチ』は異父兄弟ということになりますね!

 

 

担当者のRさんは喜びの報告とお母さんが頑張ったことを『アイチ』にも伝えたとのことなので、ぜひお母さんに続いて頑張ってもらいたいですね。

 

 

 

 

さて、ここまでお送りしてきたGNNですがそろそろお別れの時間が近づいてまいりました。

 

 

オオアリクイたちの嬉しいニュースとともに、またお会いしましょう。

 

 

 

 

お相手は、Rでした。 それでは皆さんごきげんよう。

 

 

 

 

(担当者兼ウルトラスーパーミラクルニュースキャスター?のR)

 

 

 

 

 


2021年07月28日

元気に育っています!

2021年6月23日の夕方、ワタボウシタマリンの「コニ」が出産しました。

6月に入ってから「コニ」の腹はパンパンになっていて、今か今かと待っていたところでした。

 

 ワタボウシタマリン

 

今回はなんと三つ子が生まれました。

タマリンは双子を産むのが一般的ですが、今回のように3頭や1頭の場合もあります。

ただ、三つ子で生まれると双子で生まれた時より1頭1頭の体が小さくなります。

その分無事に育てることが難しくなるため心配でもあります。

 

前回の出産時(2020年4月)は両親ともに世話をせずやむなく人工哺育に切り替えたのですが、今回は両親ともに出産直後からしっかり仔の世話をしていましたので、そのまま静かに見守ることにしました。

 

 ワタボウシタマリン

 

しかし、6月28日の午後、恐れていたことが起こってしまいました。

1頭の仔が親の背中から落ちてしまったのです。

拾い上げたのですが少しぐったりしている様子で、すぐに準備していた保育器に移しました。

外傷はないように見え、しばらくして落ち着いてから人用のミルクを飲ませ寝かせました。

 

 ワタボウシタマリン ワタボウシタマリン

  ↑保育器にいれました     ↑親に見立てた布の棒につかまり寝ています

 

しかし残念なことに翌日29日の朝に保育器の仔は亡くなってしまっていました。

 

親元に残っていた2頭の仔も体がなかなか大きくならず心配していましたが、ゆっくりと成長し、現在では近くの枝に手をのばしたり一瞬親の背中から台に降りたりなど活発な動きが見られるようになってきました。

 

ワタボウシタマリン ワタボウシタマリン

 

ワタボウシタマリンは家族単位の群れで生活し、子育ても家族が協力して行います。

父親の「サント」はもちろんですが、2019年生まれの「ユニート」、2020年生まれの「アン」も仔を背中にのせるなど手伝っています。

 

仔をのせた「コニ」が警戒し巣箱に入ってしまうこともありますので、観察する際は静かにゆっくりお願いしますm(__)m

そのまま待っていると、少しして近くに来ることもありますので、ぜひじっくり観察してみてください。

 

ワタボウシタマリン

↑巣箱からこちらをうかがう「コニ」、待っていると仔をのせて出てきます

 

成長の様子などInstagramやFacebookでも発信していきますのでお楽しみに(^^)

ぜひフォローもお願いします!(画面の右下に出ているアイコンからどうぞ!)

 

 

(H)


2021年07月21日

ペンギンたちの換羽、予想してみませんか?

みなさん!東京も梅雨明けしましたね!

そして、この時期は・・・ペンギンたちの衣替えのシーズンでもあります。

今年のトップバッターは、「緑黒メス23才」 で7月10日から羽が抜け始めました。

一昨日のようすがこんな感じ。

 今日はもう体の半分以上は抜けていました!

 

さて、今年はみなさんで江戸川区自然動物園のペンギンたちの換羽の順番を予想してみませんか?よく動物園に来て観察してくださっている方なら、次にこの子かなくらいはわかると思います!

 動物園に来れない方もいるので、ハンディを減らすために、いっそ大人のペンギン11羽のうちのまんなか、6番目を予想するというのはいかがでしょう?

過去2年間の換羽開始日(羽が抜け始めた日とします)はこんな感じ↓

 

    2019    2020
1 アスール 7/12 つくし 7/3
2 ナナ 7/14 緑黒 7/4
3 きんとき 7/15 きんとき 7/5
4 だいず 7/15 はんぺん 7/8
5 緑黒 7/16 ナナ 7/14
6 はんぺん 7/17 アスール 7/19
7 そらまめ 7/20 そらまめ 7/22
8 ひじき 7/28 つみれ 8/4
9 つみれ 7/31 ひじき 8/5
10 ちくわ 8/6 だいず 8/8
11     ちくわ 8/15

 なんとなく早い子、なんとなく遅い子・・・でもまんなか・・・6番目でなく7番目だと2年連続「そらまめ」ですね♪

さあ、今年の6番目は誰でしょう?見事当たった方には、豪華賞品!!と言いたいところですが、今年はちょっと準備も間に合わないので結果報告をさせていただきます!

どうぞInstagramの方へコメントお寄せください。お待ちしています♪

 

 メンバーの背中写真です(^^♪ (はこべとなずなは、今年は換羽しません。)

7月9日に撮影したものなので、現在はもう少し変化しています。

そろそろ2番目がわかりそうな・・・・

 

   緑黒(左緑黒)   ちくわ(左紺青)  そらまめ(右青黄)

 

   アスール(右青)  きんとき(右黄オレンジ)  つくし(右紫オレンジ)

 

 

   はんぺん(右青赤)    ナナ(左赤黒)  ひじき(左緑オレンジ)

 

 

     
  だいず(右白紫)     つみれ(左緑黄)  

 


2021年07月17日

21歳になりました!

 

本日7月17日はレッサーパンダのブナの誕生日です!

今日でブナは21歳になりました!

 

ブナは国内にいるオスのレッサーパンダの中では最高齢です。

 

21歳になっても食いしん坊な性格は変わらず、お気に入りの小屋のなかで休んでいることが多いです。

 

まだまだ元気なブナを皆さま温かく見守っていて下さい。


2021年07月17日

産卵シーズンの魚たち

暑いですね、暑がりな僕にとって春から秋は苦手な季節です

 

そんな、僕にとって嫌な時期は魚にとって繁殖のシーズンだったりします

 

実は今年の春にもカワムツが産卵し、今は稚魚が展示水槽に居ます

 

 

大きな魚に混じってる小さい魚、わかりますか? 

 

 

 

5月の中頃、いつものように水槽を見たら

 

小さな小さな魚が泳いでいるのを見つけました

 

それからおよそ2か月

 

大きいものは4~5㎝程に成長し、水槽内をチョロチョロと泳ぎ回っています

 

 

順調に大きく育つかは分かりませんが

 

このまま見守っていきたいと思います

 

 

 

お次はモツゴ

 

残念ながら産卵には至らなかったのですが

 

オスの婚姻色が綺麗に出ていました

 
 
 

ウロコのフチが黒くなり、顔は紫に美しく輝いています

 

 

 

繁殖のための行動を見ることもできました

 

メスに卵を産んでもらう場所を掃除しています

 

他の魚を追い払いながらせっせとお掃除頑張ってました

 

 

 

 

暖かい時期は自然動物園の多くの魚の繁殖シーズンです

 

もしかしたらこのように、いつもと違った姿を見ることができるかもしれません

 

 

 

日本の淡水魚って地味だけど

 

実は面白いところ、あるんですよ

 

 

(D)


2021年07月14日

小松菜が、いいねと君が言ったから

 

7月6日は『サラダ記念日』。

 

 

この味が いいねと君が 言ったから 7月6日は サラダ記念日

 

 

という短歌にちなんだものです。

 

 

 

 

サラダといえば野菜。

 

 

野菜といえば…

 

 

 

 

そう!小松菜!!!(え?)

 

 

 

 

実は小松菜は自然動物園がある江戸川区の特産の野菜。

 

  

栄養豊富な野菜ですが、中でもカルシウムの量は野菜の中でもトップクラス

 

 

同じ量で比べるとなんと牛乳よりも多く含まれているのです!

 

 

 

 

そんな小松菜ですが、自然動物園ではたくさんの動物たちに与えています。

 

 

ではいったい何種類の動物が、この味がいいねと言ってくれているのか、今回は皆さんと一緒に数えてみたいと思います!

 

 

 

 

~小松菜を食べている動物たち~

 

 

【哺乳類】 

 

 

モルモット

 

 

ウサギ

 

  

ブラウンケナガクモザル

 

  

ジェフロイクモザル

 

 

ワタボウシタマリン

 

  

プレーリードッグ

 

 

 

ニホンリス

 

 

 

【鳥類】

 

 

ニワトリ

 

  

アヒル

 

 

 

オウギバト

 

 

 

 

【爬虫類】

 

 

グリーンイグアナ

 

 

ホウシャガメ

 

 

 

 

【魚類】

 

 

ワタカ

 

 

 

 

というわけで全部で13種類でした!!! 

 

 

たくさんでしたね!!

 

 

 

 

ちなみに切り方もそれぞれの動物たちが食べやすいようにしています。

 

 

くちばしが小さい鳥たちは細かく。

 

 

 

 

 

 

 

大きなサルたちは持って食べるので大きめに。

 

 

 

 

 

 

 

このあたりは飼育係の腕の見せ所でしょうか。 笑

 

 

 

 

毎日たくさんの小松菜を食べて元気に暮らしている動物たち。

 

 

皆さんも野菜をしっかり食べて元気に過ごしましょうね!

 

 

 

 

(好きな野菜はナスとピーマンのR)

 

 

 

 


2021年07月06日

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