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2023年12月の自然動物園ぶろぐ
冬のジェフロイクモザルたち
みなさんこんにちは!ジェフロイクモザル担当のNです。
寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回はジェフロイクモザルの最近の様子を2つお届けします(^^)/
その① みんなで日向ぼっこ
・・・決して、だらけているわけではありません。
貴重な暖かい日差しを求め、より効率的に光を取り入れることのできる姿勢でいるのです(本当のところはクモザルに聞かないと分かりませんが)・・・・。
ジェフロイクモザルたちが過ごしている展示場は構造上、
春から夏の間はよく日差しが入りますが(むしろ日陰が欲しいくらい)、
秋から冬の間は午前中だけ日が当たり、午後はほとんど日陰です。
更には日差しがない日(曇りや雨の日)もあり、日差しのある時間が限られています。
そうともなれば、日差しが出ている朝はみんな一目散に展示場へ。
<動画はこちら>
全身で喜びを感じているように見えて、こっちまで嬉しくなりますね~。
その② 柚子をいただきました!
先日お客さまから動物たちに…と柚子をいただき、
早速ジェフロイクモザルたちにあげたときの様子を。
すべて1人で行っているので、写真は少ないですが
躍動感と愛嬌のある写真が撮れましたよ~(^o^)
柚子は8等分にカットして、大きな種は取り除きました。
(いざ、ジェフロイたちの元へ…)
クモザルたちは賢く、担当者が普段と違った動きをすると
何かあるだろうと察し、全頭部屋の中に入ってきます。
-----↓ここからは写真・動画でご紹介↓-----
●待ちきれず手を伸ばすチヨコ(左)、ジュリ(真ん中)、ギンタ(右)
●柚子を頬張るジュンココ(1枚目)、ジュリ(2枚目)
●まるで柚子の皮ドロボウ・・・なチヨミ(躍動感強め)
●果肉の部分だけ食べ、皮を捨てるギンタ
皮だけ残す器用さ、 皮まで好んで食べるかどうかもそれぞれで、とても興味深いなぁと思った担当者でした(';')
(あっという間すぎて写真に収められなかったのが残念…)
まだまだ寒い日が続きますが、ジェフロイクモザルに会いに来てくださいね~!
(自然動物園は鳥インフルエンザ対策のため、12月26日まで休園していますm(_ _)m)
(N)
2023年12月08日
設置してみました
ニホンリスの展示場に木の小さなかごをぶら下げてみました。
担当者としては、縄の部分にぶら下がったり、かごに入ってくれたらいいなぁと思って
いたのですが・・・
噛んで
噛んで
嚙んで
噛みまくって
終了しました。
こうなることは分かってはいたのですが、正直なところもう少し丁寧に扱ってくれたらなーと思ってしまいますね。
まあ、ストレス発散(?)になってくれたのならそれはそれで良いのですが。
これからもリスの色々な行動が見られるようなものを設置していけたらと思います。
(B)
2023年12月06日
今年も『あの日』がやってきた
毎年11月29日は『世界アリクイデー』です!
『世界アリクイデー』とは、とてもユニークな動物『アリクイ』について理解を深め、絶滅危惧種である彼らが暮らす環境を守るためにみんなで考えていこう!という日です。
(とはいっても、オオアリクイってどれくらい絶滅しそうなの?という方はぜひこちら のぶろぐをご覧ください!)
現在(2023年11月末)、日本国内には6園16頭のオオアリクイがいます。
飼育園も頭数も非常に少ない動物ではありますが、近年は皆さんご存じのように赤ちゃんの誕生など、明るい話題が増えてきています。
そんな中、当園のオスの『アニモ』とメスの『アイチ』もおかげさまで毎日元気に過ごしています!
ちなみに…
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こちらの写真、アニモとアイチの写真が2枚ずつありますが、皆さんならどの写真がどの個体か、もちろんお分かりになりますよね…?笑
これから先も、皆さんに元気でいきいきとした姿を見ていただけるよう、私たちもできることを頑張っていきたいと思います。
そしてこの『アリクイデー』をきっかけに、飼育されているアリクイたちと野生のアリクイたち、そしてさらに世界中の動物たちのことについて考えていただけたら嬉しいです!
写真の答え
アニモ | アイチ |
アイチ | アニモ |
正解出来ましたか?
アニモは模様の白線が太くてアイチは細いのが特徴の1つなのでぜひ覚えておきましょう!
(体が白くて細いR)
2023年12月01日