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自然動物園ぶろぐ
みんな違って、みんないい
自然動物園にいる海の動物といえば、1種類はペンギン。
そしてもう1種類が…そう、オタリアです!
しかし、オタリアの展示場では
「アザラシ!」
「アシカ!」
など、いろいろな動物の名前が飛び交っています。
確かに普段『オタリア』という名前は耳にしないですもんね。笑
そこで今回はオタリアを含めた、ヒレアシを持つ動物たちについてお話していきたいと思います。
そもそも、ヒレアシ動物は正式には
『鰭脚類(ききゃくるい)』
といいます。
そして鰭脚類は次の3つのグループに分けられます。
アザラシ
セイウチ
アシカ
以上の3つです。
ここで、海の動物をよくご存じの方は疑問に思うかもしれません。
「あれ、トドは?」
「オットセイは?」
「ていうか今回のぶろぐのメインのオタリアは?」
実は、上に出てきたトド・オットセイ・オタリア。
み~~んなアシカの仲間なのです!
ですので、あれもアシカ、これもアシカ、それもアシカ。
ということになるわけです。
しかし、アシカの仲間といってもオタリアはオタリアなわけで…。
なにか違うところがあるはずですよね。
それはいったいどこか。
細かな違いはたくさんありますが、見分けられるおおまかなポイントをお教えしましょう。
トド…とにかく大きい!!! 半端なく大きい!!!
オタリア…大きい!
そしてオスには立派なたてがみがある。
オットセイ…小さめで体の毛が
ふさふさしているように見える。
アシカ…小さめで体はつるつるに見える。
このポイントをおさえておけば、自然動物園以外の動物園水族館に行っても、きっと見分けがつくと思います。
ちなみに、セイウチは大きなキバがあるのが特徴。
アザラシは後ろ足が常に後ろを向いていて、歩くのがちょっと苦手です。
アシカとセイウチ、アザラシはこのポイントで見分けてみてください。
ぜひお試しあれ!!
(R)
2018年10月19日