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自然動物園ぶろぐ
これなぁんだ?
2018年1月20日のこちらのブログでもお知らせした通り、ベネットワラビーの
ユカリちゃんの仔が顔を出し始めて、ワラビー展示場の前は土日を中心に赤ちゃんの顔を一目見ようと多くの人で賑わっています。
日に日に顔を出す頻度や時間は長くなっていますが、それでも当園職員の中でもまだ見れていない者もいるため、赤ちゃんの顔を見れたらラッキーです(^^)
ちなみに、よく顔を出していることが多い時間帯は開園してすぐや、日差しのある日中なので、そのタイミングを狙って来てみて下さいね。
そんな大賑わいなワラビー展示場に最近不思議なものが置かれていることにお気づきでしょうか?
餌の乾草の隣にあるこちらです。
よく来園者からは、
「石?」
「石鹸?」
「お豆腐?」
などと聞かれますが、どれも不正解です。
これは鉱塩(こうえん)と言って塩化ナトリウムや、動物にとって必要なミネラルが詰まったサプリメントのようなものです。
ワラビーを含む草食動物の多くは葉や草だけからでは塩分やミネラルなどが不足してしまうことがあります。
野生化では種によって、ミネラルを多く含む土を食べたり、朽木を食べたりして、足りない栄養素を補っていると言われています。
しかし、飼育下では与えている餌が限られていたり、行動範囲も限られているため、代わりに鉱塩を与えています。
ちなみに、江戸川区自然動物園内では、ワラビーの他にふれあいコーナーにいるヤギやヒツジにも与えているので探してみて下さいね。
ワラビーには鉱塩を1月10日より与えているのですが、個体によって舐めたり、ガリガリかじったりと摂取の仕方も様々です。
動物園にお越しの際は、鉱塩にも注目してみて下さいね!
(Y)
2018年02月16日
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