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2025年02月の自然動物園ぶろぐ
もうすぐおめでとう!
皆さんこんにちは!
日中はポカポカと暖かい日もありますが、朝晩はまだまだ寒さが身に染みますね。
そんな季節に生まれた(正確にはお母さんの袋から顔を出した)ワラビーがいます。
当園唯一のオスのワラビー、タキくんです。
タキくんは2018年2月22日に埼玉県こども動物自然公園でお母さんの袋から初めて顔を出しました。
(ワラビーやカンガルーなどの双前歯目の仲間はとても小さく生まれてくるため、正確な出生日が把握できないことが多いです。そのため、当園では母獣(ぼじゅう:母親のこと)の袋から顔を出した日を誕生日としています。)
そして、2019年3月29日に当園にやってきました。
埼玉県こども動物自然公園は当園とは違い、ワラビーたちの展示場は来園者が同じ空間に入って観察することができる、ウォークスルー形式です。
そのため、小さい頃から人に慣れているため、当園でも臆することなく、人に触られることも問題ありませんでした。
そんなタキくんですが、もしかしたら?当園に来園する前に担当者と出会っていたかもしれないのです。
実は2018年12月に埼玉県こども動物自然公園へ視察に行かせて頂いていたのですが、ワラビー展示場の写真の中でタキくんによく似たワラビーが写っていました。
タキくん本人かは確証は得られませんが、もしかしたら当園に来ることが決まる前から出会っていた可能性があり、担当者としては運命的なものを感じてしまいました。笑
そんなタキくんも今月で7歳になります。
ベネットワラビーの寿命は13〜15年と言われているので、丁度折り返し地点になります。
次の世代の誕生も期待しているため、計画的にメスとの同居を進めています。
今年は皆さまにタキくんJr.誕生のご報告ができれば良いなと思っているので、皆さまも気長にお待ち頂ければと思います。
(Y)
2025年02月15日