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2022年11月の自然動物園ぶろぐ
暑い日は続いている!!
皆さま、こんにちは!最近は冬に近づき寒くなってきましたね。
寒さが続く冬ですが、動物園にはまだ暑いところがあります。そこは・・・
ホウシャガメ舎内です!!
温度計を見ると、
なんと、この時期で31.2℃もあります。
ホウシャガメをはじめとする爬虫類は私たちとは違う変温動物です。変温動物は体温が外気温に左右されます。そのため、活動に最適な25~35℃を暖房等を使ってキープしています。夏場はそこまで気にしなかった温度も、この時期は注意ポイントです。
掃除で中に入ると、ちょっとクラッとしてしまいますが、ホウシャガメ達は快適そうです♪
食欲もこの通り、たくさん食べています。
まだまだこれからもっと寒くなるので、温度に気をつけて飼育していきたいと思います。
(U)
2022年11月28日
あひるね
突然ですが、アヒルが足を折りたたんで座っているような姿を見たことはありますか?
↑写真のような姿勢のことです。これは「アヒル寝」とも呼ばれ、色々な鳥がこのような姿勢をとります。
実は猛禽類(タカやフクロウ等の仲間)も同じような姿勢をとります。
ハヤブサ
トビ
上から見るとこんな感じ。
警戒心の強い鳥なのに、そんなことするの!?って思ったそこのあなた。
そんな考えが出てくるとは、さてはぼくと同じ猛禽好きですね?(笑)
冗談はさておき…
もちろん野生のタカやハヤブサは卵を温める抱卵時以外で、「アヒル寝」をすることはありません。
飼育下では天敵などの危険もなく安心できてリラックスしているため、このような恰好で休んでいるのです。
ここまでリラックス出来るということは、もしかしたら野生下にいる時よりも安心して過ごしてくれているのかもしれません。そうだったら嬉しいのですが…
今後も飼育している動物達が少しでも良い環境で過ごしてもらえるようにしていきます!
今回は可愛らしい?猛禽類の仕草をご紹介してみました。
トビとハヤブサは高齢のため展示をしていないので、今後もぶろぐやSNS等で皆さんにお見せしていけたらと思っています!
J
2022年11月25日
ツルツルピカピカ!
みなさん、こんにちは!
季節が進んで、朝夕は肌寒くなってきました。
そんな中、オタリアたちは恒例のツルツルピカピカの季節です!
1年に1回全身の毛が一気に生え変わる「換毛」の時期なのです。
古い毛から新しい毛に変わると、水のはじきが良かったり
全体の毛色が均一になったり、毛によりつやが出たりと
換毛前と換毛後では見た目がとても違います。
この時期は毛が抜ける前にかゆみがあるのか、体をかく姿もよく観察できます。
モデル:奥が「きらり」、手前が「ちゅら」
そして抜ける前の毛はいつもと違ってこのように毛並みとは違う向きにツンツンと出ているときがあります。
ボーズ頭のようで笑ってしまいます(笑) モデル:「ちゅら」
また、換毛は当園では夏の終わりから秋にかけて起こります。
抜けるのがピークの時はトレーニング中オタリアの体に触れただけでたくさんの毛が
手につきます。
モデル:「きらり」
今年の換毛期ももうすぐ終わりますが、まだ古い毛の部分と新しい毛の部分とが
混ざってまだらのようになっていて、これはこれでレアな感じもします(笑)
ツルツルピカピカの「きらり」と「ちゅら」にも会いに来てください!
もぐもぐタイムも再開しています。
オタリアの体や動きの観察や魚を食べる姿をご覧になれます。
来園の際には正門の看板をチェックしてみてくださいね! (H)
2022年11月15日
モルモットの小ネタ
自然動物園で人気の動物のうちの1つがモルモット。
小さくて仲良く並んでいる姿はとってもかわいいですよね。
今回はこのかわいいモルモットの面白い小ネタを紹介します。
①英語ではguinea pigと呼ぶ
モルモットは大きく言うとネズミの仲間ですが、英語ではpig・・・そう、ブタと呼ばれて います。実はイタリア語やフランス語、ポルトガル語でも子ブタという意味の言葉がつけられています。
なぜブタ?と思うのですが、はっきりした理由は分かっておらず、見た目が寸胴(ずんどう)でブタのようだとか、モルモットの肉の味が豚肉に似ているからだとか(海外にはモルモットを食用とする地域があります)、諸説あるようです。
②モルモットのジャンプはポップコーンジャンプと呼ばれる
モルモットは特に子供の時に体をひねってジャンプする姿を見ることがあります。これは嬉しい時やテンションがあがっている時に見られることが多いのですが、このジャンプをポップコーンジャンプといいます。
確かにあの短い脚でジャンプする姿がまるでポップコーンがはじける時のようです!
大人になるとあまり見られないので、若いモルモット特有のかわいい姿を見たことがある方はラッキーかも!?
③スイスではモルモットを1頭だけで飼えない
ペットとして人気のあるモルモットですが、実はスイス(や周りのヨーロッパ諸国)ではモルモットを単独で1頭で飼ってはいけないという変わった法律があります。
なぜかというと「仲間といるのが好きな動物なので、1頭だとかわいそう」だからだとか。
もし2頭飼っていて、片方が亡くなってしまったらすぐに新しいモルモットを探して飼わないといけないそう・・・。
確かにモルモットは仲間がいれば安心しますが、相性が良くないと喧嘩もしますし、複数で飼っていると人に馴れにくいこともあります。
日本人の私からするとその法律は必要なのかと思ってしまいますが、国が違えば考えも違うのでモルモットを愛するがゆえの法律なのでしょうね。
以上、モルモットに関する小ネタを紹介しました。
ふれあいコーナーは現在もお休みのためモルモットをさわることは出来ませんが、ペンギン側の入口辺りで見ることは出来ますので、ぜひかわいい姿を見に来てください♪
(I)
2022年11月09日
柑橘系の香りって良いよね
11月2日はオオアリクイのアイチの誕生日でした!!!
\お誕生日おめでとう!!!/
(※↑アイチです)
アイチは2012年11月2日生まれ。
今年で10歳になりました!
ヒトでいうとだいたい40歳くらいの年齢です。
先日のぶろぐ(こちら)でオスのアニモには大きなコンテナをプレゼントしましたが、アイチも一緒に使えるでしょ、ということで今年はプレゼントはなし!
…というのはさすがにちょっとかわいそうなので、オレンジをプレゼントすることにしました。
アリを主食としている野生のオオアリクイですが、まれにフルーツを食べることもあるんです。
勢いよくオレンジへまっしぐら!
フンフン言いながら一心不乱に食べ続け…
あっという間に完食!綺麗に食べてくれました。
美味しかったですか?(ニッコリ)
この1年もアニモと仲良く、元気に過ごしてね!
(フルーツはぶどうが好きなR)
2022年11月08日