公益財団法人 えどがわ環境財団

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自然動物園SHIZEN ZOO

2021年02月の自然動物園ぶろぐ

リスザルの赤ちゃん性別大発表!!

2021年初のリスザルブログでございます\(^^)/

今年もどうぞよろしくお願いいたします♪

 

 

さて、前回11月にリスザル赤ちゃんの様子をブログでお届けしましたね。

「そんなの見てないよ。知らないよ。」と言う方…

 

 

どうぞ下のURLからご覧ください(^^)

https://www.edogawa-kankyozaidan.jp/zoo/blog/2020-11/#blog_665

 

 

前回のブログを書いた時には、赤ちゃんたち(7頭)の性別がまだわかっていませんでしたが、年明け前に全頭の性別を確認しました!

 

 

リスザルの性別の確認の仕方は、殆どの哺乳類同様生殖器を見て判断します。

 

 

リスザルは動きが早く、じっとして止まっている時間も少ないです。

その一瞬で性別を確認するのは困難であり、小さな赤ちゃんならなおのことです(・ω・)

 

 

そのため、性別を確認する際は一度捕獲します。

その時どこか体に異常はないか獣医さんと一緒に健康チェックをすることも大事なお仕事(`・ω・´)

 

 

まず網で目当ての個体を捕まえ、人も動物も怪我をしないようしっかり保定をして準備完了です!

 

 

 

 

さぁ!いよいよ性別の確認です!

先程も言いましたが、性別の確認は生殖器を見て判断します。

 

 

こちらがリスザルの生殖器の写真です。

皆さんはどっちがどっちかわかりますか?

 

 

 

 

 

写真の上がメス、下がオスになります(^-^)

写真見づらくてごめんなさい…

 

 

リスザルの雌雄判別は幼いと少しわかりづらいのですが、

メスの生殖器には中心にスリットが入っています。

 

 

基本的にはこれを見て判断しています。

ちなみに今回はオス5頭!メス2頭でした!

 

 

日々すくすくと成長中です(*^-^*)

また皆さんにご覧いただける日を楽しみにしています!

 

 

G


2021年02月27日

今日はニャンの日?

突然ですがクイズです!

 

 

 

これから挙げるのは、ある生物の特徴です。

 

4つの特徴から、どんな生物なのか想像してみてください。

 

もしお時間があれば、紙とペンを用意して想像した生物の絵を描いてみてください。

 

 

 

 

 

 特徴その1 

 

大きな口を持ち、貪欲に獲物を食う肉食動物である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 特徴その2 

 

夜行性で、眼は小さく、あまり視力はよくない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 特徴その3 

 

身体中に獲物を探知する為のレーダーを持つ。

 

その数なんと200,000個

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 特徴その4 

 

全身ヌルヌル。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上です。

 

いかがでしょうか、どんな生物が想像できましたか?

 

みなさんはどんな生物を描いたのでしょう、機会があれば見てみたいです。

 

 

 

 

 

 

え、まだ分からない?

 

 

 

 

 

 

それでは最後のヒント

 

「本日 2月22日 は何の日?」

 

 

 

 

 

これでわかりましたね。

 

 

 

正解は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ナマズ」です!

どーんとアップで。

 

 

 

どうですか、正解出来ましたか?

 

今回挙げた特徴は全てナマズの特徴なんです。

 

その3の特徴は知らない方も多いのではないでしょうか。

 

ナマズが身体中に持つレーダー、それは「味蕾(みらい)」というものです。

 

これは我々人間にもある器官で、味を感じるものです。

 

視界の悪い水中で、獲物の出す味を身体中で感じ取りながらハンティング。

 

ちょっと何言ってるかわかんないっすね・・・。

 

ナマズの持つ200,000個という数の味蕾は全ての生物の中で最も多いと言われています。

 

ちなみに我々人間は10,000個

 

ということはナマズは世界一グルメな生物かもしれませんね。

 

 

 

 

あ、ちなみに最後のヒント

 

本日2月22日は猫の日です。

 

 

 

ナマズ関係ないじゃないか!なんだそれ!

 

謝罪だ!炎上だ!

 

 

 

いやいや、ちょっと待って下さい。

 

ナマズは英語で「キャットフィッシュ」と言うんです。

 

ナマズのヒゲをネコのヒゲに見立てたそうですが・・・

 

 

うーん・・・

 

 

 

 

(D)


2021年02月22日

雨ニモ風ニモ負ケナカッタケド…

 

皆さんはオオアリクイ展示場にいつもいた彼をご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

 

そう、彼です。

 

 

丸太くん。笑

 

 

 

 

 

 

雨の日も風の日もずっとそばにいて私とアリクイを見守ってくれた丸太くん。

 

 

いつまでもそんな日々が続いていく…そう思っていました。

 

 

(何かの歌詞みたいですね笑)

 

 

 

 

そんな彼が…!!!

 

 

 

 

 

 

!!!!!

 

 

 

なんということでしょう、真っ二つ! 

 

 

ついにアニモとアイチによって割られてしまいました…

 

 

 

 

やはりアリ塚を壊して中のアリたちを食べるだけあってその爪は非常に強力。

 

 

とんでもない破壊力ですね… 

  

 

ちなみに、このような姿になってしまった現在も、彼には展示場でアリクイと戯れてもらっています。笑

 

 

 

 

さて今度は私が彼がボロボロになるまで見守る番。

 

 

その日が来るまでアリクイたちの相手を頼むよ、丸太くん! 

 

 

 

 

(雨にも風にも負けない人になりたいR)

 

 

 

 


2021年02月18日

ミミナガヤギ「シナモン」が亡くなりました。

2021年2月17日(水)、ミミナガヤギの「シナモン」が亡くなりました。

 

 ヤギのシナモン

 

2011年10月に熊本市動植物園から江戸川区自然動物園にやってきました。

以来、ふれあいコーナーの人気者で先月10歳を迎えたところでした。

 

↓↓↓江戸川区に来たばかりのシナモンのようす

ぶろぐ【ミミナガヤギ「シナモン」デビュー!!】

 

今月8日から体調を崩し、自力で立つことができない 状態となってしまいました。

飼育係の介助を受けながら自分の足で立てるよう、歩けるようにと

サポートしていましたが寝たきりの日が続いていました。

 

しかし、16日夜分から17日早朝かけて、永眠を迎えました。

これまで多くの来園者の皆様に可愛がっていただき、ありがとうございます。

 

 

シナモン ふれあいコーナーでの様子


2021年02月18日

マメな男はモテるって本当?

 

先日2月2日は節分でした!

 

 

 

 

 

 

今年はなんと124年ぶりの2日の節分ということで大いに盛り上がりましたよね!

 

 

実は自然動物園でも、エサで豆を食べている動物がいます。

 

 

それは、『ブラウンケナガクモザル』と『ジェフロイクモザル』のクモザルコンビです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただそのままでは少し硬く、消化にも悪いので1時間程度しっかりと煮て、柔らかくしてから与えています。

 

 

皆さんの中にも年の数だけ食べた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

ところで、皆さんはどうして節分の日に豆をまくようになったのか、ご存知ですか?

 

 

鬼退治といっても豆をぶつけられても別に痛くないし全然平気でしょ、と思ってしまう現代っ子の私たち…。

 

 

でもこれにもちゃーんと理由があるのです。

 

 

というわけで、今回は節分と豆についてのお話です!

 

 

 

 

そもそも節分とは本来、立春・立夏・立秋・立冬の前日、つまり季節の変わり目を指す言葉で、1年に4回あるものなのです。

 

 

(季「節」を「分」けると書いて『節分』ですよね!)

 

 

その中でも旧暦で1年の始まりである立春の前日の節分は、いわば大晦日のようなもので特に重要視され、次第に節分というと立春の前の日を指すようになりました。

 

 

そして、新しい1年が始まる前日にその年1年分の厄を払う行事が行われるようになり、これがやがて豆まきになっていったそうです。

 

 

 

 

 

 

ではなぜ豆をまいたのか。 

 

 

昔から日本には農作物に聖なる力が宿るという考え方があり、特に米や豆は神聖なものとして災いや邪気を払う力があると信じられていました。

 

 

さらに、豆を投げれば「鬼(魔)を滅ぼすことができる=魔滅(まめ)」という考えもあり、そこから豆が使われるようになったそうです。

 

 

当たったときの痛さなどは関係なかったようですね。笑

 

 

こうして、節分の日に豆をまいて1年分の災いや邪気を払うという行事が生まれたのでした。 

 

 

 

 

 

 

最近は、やれクリスマスだの、やれハロウィーンだの、カタカナのイベントが非常に盛り上がっている日本ですが笑、こういった昔ながらの行事もぜひ大切にしていきたいものですね。

 

 

 

 

(恵方巻は食べたけれども豆は買い忘れたR) 

 

 

 

 


2021年02月08日

今日は帰りたくない気分なの・・・

皆さんこんにちは!

 

 

 

皆さんはお仕事の後や学校の後、今日はまっすぐ帰りたくないから寄り道しちゃお~

 

という日はありませんか??

 

どうやらそれは私たち人間に限った事ではないみたいです。

 

 

 

当園のワラビーたちには1頭に1部屋ずつ寝部屋があり、

 

夕方になると、各々部屋に戻って夕方のごはんの時間になります。

 

みんなごはんが食べたいので基本的にはまっすぐ寝部屋に戻ってきます。

 

 

しかし時には時間になっても待てど暮らせど帰ってこない日もあります。

 

 

こんな時には帰って来るまで気長に待つしかありません。

 

 

長いときには外が真っ暗になっても梃子でも動かないときもあります。

 

 

そんな時に限って寒かったり小雨が降っていたり・・・

 

とにかくワラビーとの根競べになります。

 

やっと入って餌を食べているのを確認した時にはほっと一安心&どっと疲れが…笑

 

   

 

この様に動物園の飼育係には時には忍耐力も必要とされるのです(^^;)

 

(Y)

 

 


2021年02月05日

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