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2020年06月の自然動物園ぶろぐ
夏の日の2020
なんともうすぐ2020年も半分が終わろうとしています。
毎回思うことですが、なんて早いんでしょうか…笑
今年はあまり外に出ることができず、思い出がいつもよりも少ないという方もいるかもしれませんね。
もう少し世の中が落ち着いたら、今までの分まで、たくさん思い出作っていきましょう!
(お出かけはぜひ自然動物園へ!笑)
さて、先日6月21日は夏至でした!
以前冬至のぶろぐを書きましたが(記事はこちら)、今回は夏至について書いていこうと思います。
『夏至』とは1年で最も昼(日の出から日の入りまで)の時間が長い日のことです。
日の出の時間が最も早く、日の入りの時間が最も遅い日であると思われがちですが決してそうではなく、それぞれ1週間ほどずれているそうです。
ちなみに、夏至のころには北極では白夜(太陽が1日中沈まないこと)、南極では極夜(太陽が1日中昇らないこと)が起きます。
外国の言い伝えでは、夏至の時期に未婚の女性がイチジクの木の下に自分の持ち物を置いておくと将来の夫の姿が夢に出る、なーんて言われているそうですよ。
でも、これは知らない人が夢に出てくるということでしょうか?
それはそれで、なんだか怖い気もしますね…笑
一方、日本ではどうなのでしょう?
日本では古くから夏至の日に太陽の力が最大になると考えられており、太陽の恵みに感謝し豊作を祈願するようになりました。
そこで夏至のころに田植えをし、田植えが終わったら小麦の餅を神様へお供えしていたそうです。
また他にも、作物の根がタコの足のように強く深く広く根付いてほしいという願いを込めてタコを食べたり、冬至のときに食べるかぼちゃのように冬瓜を食べる習慣がある地域もあるそうですよ。
このように、特別な日であることには間違いない夏至。
たまには明るいうちに仕事を切り上げて、夕焼けの空でも見ながら帰るのも良いかもしれませんね。
(小さい頃、たこ焼きのタコは誰かにあげていたR)
2020年06月23日
なんか、メジャー?
みなさんこんにちは。
暑い中マスクの着用をお願いしておりましてご不便をおかけしております。
日陰がある水生コーナーは良い涼みスポットですので、暑い日にはどうぞ水生コーナーへ。
さて、そんな水生コーナーでは近頃とある魚が人気急上昇です。
その魚がこちら。
ウグイです。
どうです?どうみても人気が出そうにない、フツーの魚でしょう?
それが最近妙に人気なんです。
何故かと思い、ウグイを見ているお客様の声を聞くと・・・
「ウグイだって。ほら ”なんか、マイナー” なやつ!」
ピンときました!
スタッフにも大人気、どうぶついっぱいのスローライフなあのゲームです。
そのゲームにウグイが登場しているから、みんな名前を知っているのですね。
これはもうマイナーとは言わせません。
他にも声が聞こえてきました。
「おっ、カミツキガメだ。うちに置いてあるよ~。」
・・・ゲームの話ですよね?
※カミツキガメは特定外来生物なので、基本的には飼育が禁止されております
これらの生き物以外にも動物園にはみなさんの島でおなじみの魚がいっぱいいます。
フナにコイにドジョウにナマズ、キンギョもランチュウもいます。
実際の様子を観察するため、動物園に遊びに来てはいかがでしょうか。
ソーシャルディスタンスをしっかり確保しながら
みんなあつまれ!
(D)
2020年06月21日
結婚とは…である
ついに関東地方も梅雨入り。
雨が多く、さらに祝日もない6月は、もしかしたらあまり好きな方がいない月かもしれません。
しかし6月にもハッピーな話題がたくさんあります!
その1つが『ジューンブライド』!
(皆さんは某どうぶつゲームでイベントやってますか?笑)
6月に結婚した夫婦は幸せになれるという言い伝えですがその由来には諸説あり、
・ローマ神話の結婚の女神が守っている月が6月だから
・昔、農家では6月が結婚が解禁になる月だったから
・ヨーロッパの6月が天気の良い日が多く、結婚式に適していたから
などといわれています。
そこで今回は自然動物園のご夫婦たちを一部ご紹介!
ぜひ夫婦生活の参考に(?)していただければと思います。
まずはオウギバト!
日本のオウギバト界でトップクラスの相性の良さ(個人の感想です)を誇る彼ら。
今まで7羽の子どもたちを育て上げ、現在もアツアツ!笑
くちばしをつつき合ったり、お互いの羽を整えてあげたり、そんな仕草も見ることができます。
でもたまにお父さんがお母さんに追いかけられていることも。
やはりどこの世界でもお母さんがしっかりしていたほうが…おっとこれ以上は。
続いてはペンギン!
フンボルトペンギンは、ほとんどの場合、オスとメスのペアを変えずに一生を過ごすと言われています。
まさにこの話題にふさわしい動物ですね!
しかし当園にいる個体の中には、妻ペンギンの死後、なんと実の娘とペアになってしまった個体も…
うーん、禁断の愛…。 1本ドラマができそうですねぇ。笑
他にも、ブラウンケナガクモザル、リスザル、ベネットワラビーなどなど、ペアや家族になっている動物はたくさん!
夫婦や家族に注目して動物たちを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ!
(結婚した友人がだんだん増えてきたR)
2020年06月15日
またまた増えました!!
4月の下旬に待ちに待った仔リスが巣から出てきてから、約1ヶ月半が経ちました。
5頭の仔リスたちはスクスクと成長し、大人のリスより少し体は小さいですが、
すっかりリスらしくなりました。
見分けがつきにくくなってしまいましたが、大人と違って落ち着きがないというか、
活発というか、とにかくとても元気です。
そして、また新たな仔リスが2頭増えました!!
先に生まれた5頭より体も小さく、顔つきもあどけなくて幼い感じです。
よく母リスにじゃれたり、2頭でじゃれ合ったりしています。
午前中のリスたちは休憩中のため巣や物陰でじっとしていることが多く、あまり見ることができない場合もあります。
午後になると、また活発に動き始めるので、ぜひリスたちに会いにきてくださいね。
2020年06月12日
GNN
皆さんおはようございます、こんにちは、こんばんは。
架空のニュース番組、オオアリクイニュースネットワーク、
『GNN(Giant ant eater News Network)』のお時間です。
この番組では日本全国のオオアリクイのニュースをお届けします。
昨年7月以来の放送(前回の放送はこちら)となりますが早速ニュースに参りましょう。
昨年2月に静岡県の日本平動物園で生まれたオスのオオアリクイ『ブンバ』。
そして昨年6月に愛知県の東山動植物園で生まれたメスの『サニー』。
この2頭がこのたび、神戸市の王子動物園へお引越しをしました。
王子動物園には以前『グァポ』というオスのオオアリクイがいましたが、およそ2年4か月ぶりにオオアリクイが飼育されることになります。
ちなみに、ブンバは当園にいるアニモの甥っ子にあたり(ブンバのお母さんがアニモの妹)、サニーは当園のアイチの異父姉妹にあたります。
今回のお引越しにより、日本でのオオアリクイ飼育園館の数は6園となりました。
将来、赤ちゃんの誕生に期待したいところですね。
(展示開始の日時などの詳細は王子動物園ホームページ他をご確認ください)
さて、ここまで3時間半にわたりお送りしてきたGNNですが、残念ながらそろそろお別れの時間となってまいりました。
日本全国のオオアリクイたちの健康と、日本全国の動物園が元通りの姿になることを祈って最後の言葉とさせていただきます。
お相手はRでした。
それではみなさん、ごきげんよう。
(ウルトラスーパーエリートニュースキャスター?のR)
2020年06月03日