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2019年07月の自然動物園ぶろぐ
夏は夏で!
みなさん、暑さでばてていませんか?
そんな暑い日もオタリアたちは冷たいプールの中(冷水機で冷やしています)でゆうゆうと泳いでいます。その姿は少しうらやましい・・・
オタリアのプール、冬には自然とお気に入りのアレができる(過去のぶろぐはこちら)とお伝えしましたが、
夏は私たち飼育係がせっせとアレを作っています!
それは・・・(おわかりだと思いますが)・・・
氷です!
夏の氷はこんな感じのたまご型!
冬の間に展示場にできていた氷は「ちゅら」はあまり興味がないようでしたが、
この夏の氷は「きらり」も「ちゅら」も大好きです!
形とか大きさがちょうどよいのでしょうか。
鼻で飛ばしたり、プールの底にもっていったり、かじって運んだり(^^)
時には2頭で取り合ったりもします。
とっても楽しそうな姿は動画でどうぞ!
そして、たまご型氷の生産方法はコチラ↓↓
じゃじゃーん!水風船です♪
なつかし~という方も多いのではないでしょうか!
投げ合う以外にこんな使い方があったとは(笑)
楽しく遊んだ後は仲良く昼寝をしたりもします!
氷を与える時間は決まってはいませんが、
偶然出合うのを楽しみにぜひご来園ください!
(H)
2019年07月30日
7月の飼育係のおはなしをご紹介②
自然動物園では毎週土・日・祝休日に飼育係のおはなしを行っています。
7月に行われたおはなしの内容はどんなものだったのか、少しだけご紹介するぶろぐの後編です。
オタリアのおはなしでは、パネルを使用して野生のオタリアがどんな暮らしをしているかなどのおはなしをしました。
オタリアは南米のペルー、アルゼンチンなどの沿岸で暮らしている動物。
現地では1頭のオスと複数のメスからなる群れ(ハーレム)を作っています。
運が良ければ担当者のハンドサインで口を開ける練習をするところが見れるかもしれません!
ホウシャガメのおはなしでは、陸で暮らすホウシャガメと、水と陸の両方で暮らすクサガメ、2種の違いについてご紹介しました。
園内をお散歩中のホウシャガメ。
そしてこちらはクサガメです。
さて2種の足の形の違いはどこにあるでしょうか?
答えは飼育係のおはなしで!!!
また、7月20日、21日には自然動物園のお隣の行船公園にて金魚まつりも開催されました。
ふれあいコーナーでは、動物と金魚と皆さんの安全のため金魚や風船の持ち込みをご遠慮いただきましたが、皆さんのご協力のおかげでトラブル等もなくふれあいコーナーを無事に実施することができました。
皆さんありがとうございました!
さて、動物たちを毎日世話している飼育係の貴重な話が聞ける『飼育係のおはなし』。
来月はどんな話が聞けるでしょうか?
どうぞお楽しみに!!!
8月のおはなしスケジュールはこちら
(R)
2019年07月29日
7月の飼育係のおはなしをご紹介①
自然動物園では毎週土・日・祝日に飼育係のおはなしを行っています。
今回は7月の前半にどんなおはなしがあったのかをご紹介したいと思います。
まず始めは獣医さんのおはなし。
今月の内容は…
どーん!!
なんともおいしそうなケンタッキーですよ。
なぜ急にケンタッキーが出てきたのかびっくりした方もいるかもしれませんが、実はこれが…
骨に変わりました。
今回の獣医さんのおはなしは、ケンタッキーを食べて、その残った骨から鶏の体の仕組みを勉強しようというものでした。
ケンタッキーの肉は、胸・手羽・あばら・腰・脚の全部で5種類あり、左右合わせて9ピースで1羽が完成するとのことです。
おはなしでは鶏の骨格の絵もお配りしたので、骨をその絵に合わせると意外に簡単に鶏が出来上がることをご紹介しました。
みなさんも一度は食べたことがあるケンタッキー、いつもは捨ててしまう骨がちゃんとニワトリの骨格になるとは驚きです。
お子様の夏休みの自由研究にもいいかもしれないので、ぜひ挑戦してみてください。
もしどこの骨か分からなかったら動物園に来て、獣医さんに聞いてみてくださいね。
お次はサイチョウのおはなし。
当園のサイチョウの名前は「ななちゃん」。
カラフルな色と、迫力のある眼力が目立ちます。
野生でのサイチョウは何を食べていて、どんな習性があるのかをおはなししています。
実は、サイチョウのくちばしの上にある大きな突起物はなぜついているのか、
正確にはまだ分かっていません。
そして私たちから見ると重そうに見えますが、実はこの突起物の中はスポンジ状になっていて、軽いそうです。
個人的に、ななちゃんのまつ毛が長くて羨ましい…。
ぜひそのメイクをしたかのようなくっきりきれいな目元にも注目してください。
そして今回はサイチョウのお隣にいるオウギバトのおはなしも…
6月2日にふ化したヒナが、6月29日に巣立ちしました!
無事に大きくなってくれて、職員も一安心です。
これからもスクスク成長していく姿がご覧になれると思います。
このようにいつもは何気なく見ている動物のおもしろい話がたくさん聞けますので、ぜひ飼育係のおはなしを聞きに動物園に遊びに来てください。
7月の飼育係のおはなしスケジュールはこちら。
(I)
2019年07月23日
GNN
これからお休みの方も、お出かけの方も、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
Giant ant eater News Network (GNN)のお時間です。
※Giant ant eater とはオオアリクイの英語名です。
※and じゃないですよ! ant (アリ) ですよ!
この番組では、日本で飼育されているオオアリクイのニュースをお伝えします。
まず最初のニュースです。
いままで江戸川区自然動物園を含め、日本でわずか4園でしか飼育されていなかったオオアリクイですがこの度、2019年7月8日に愛知県の東山動植物園から神奈川県のよこはま動物園ズーラシアへお引越しをしました。
お引越しをしたのは『オレオ』という個体で2018年5月15日生まれ、1歳になったばかりのオスです。
ちなみに江戸川区自然動物園のアイチとはお母さんが一緒、お父さんが違う異父兄弟にあたります。
今回のお引越しにより、日本でオオアリクイを見ることができる動物園が4園から5園に増えました。
オオアリクイを飼育する動物園が増えたことは大変喜ばしいことですね!
次のニュースです。
愛知県の東山動植物園で飼育されているエミ(メス)とサビオ(オス)の間に赤ちゃんが生まれました。
誕生日は2019年6月27日。現在順調に育っているとのことです。
母親のエミは動物園生まれではなく野生由来の個体。その後アメリカの動物園から2008年に東山動植物園へやってきました。現在12歳で今回が5回目の出産。もうベテランのお母さんです。
父親のサビオは2003年にドイツの動物園で生まれ、イギリスの動物園から2016年に海を渡って東山動植物園へやってきた、現在16歳のオオアリクイです。
おっと、ここで新しい情報が入ってまいりました。
なんとエミとサビオは先ほどのニュースで取り上げた、オレオの両親とのことです!
つまり赤ちゃんはオレオとアイチの兄弟でもあるということですね!
今年2月には静岡県の日本平動物園でもオオアリクイの赤ちゃんが生まれておりますのでこれから日本のオオアリクイの数が増えていくことに大いに期待したいところですね。
さて、ここまで5時間にわたりお送りしてきたGNNですが、そろそろお別れの時間となってまいりました。
今回残念ながらニュースが無かった江戸川区自然動物園にも、ぜひ足を運んでみてください!
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
お相手はRでした。
(ウルトラスーパーエリートニュースキャスター?のR)
2019年07月19日
どんな色が好き?
先日のぶろぐ(記事はこちら)でミルキーの首輪が新しくなったことをお伝えしましたが、ここで私Rは思ったのです。
果たして皆さんは、誰がどの首輪をつけているのかわかるのだろうか、と…
そこで今回のぶろぐは皆さんにクイズを出します!
ミルキー以外の8頭の首輪の写真をお見せしますのでどの首輪が誰のものか、ぜひ当ててみてください。
それではいきましょう!
① | ② | ③ |
え? なんですか?
体の色や毛を見れば簡単だと思いました?
そうはいきませんよ!笑
首輪だけを見て考えてもらいます!
④ | ⑤ | ⑥ |
ちょこっとヒントが見えている気もしますが…
さあラスト2問です。
⑦ | ⑧ |
はい!どうだったでしょうか。
いつもこのぶろぐを読んでくださっている皆さんならば楽勝ですよね!
では答え合わせです。
①あかね | ②めい | ③しお |
(めいちゃんはどうしてこんなに憂いを帯びた表情なのでしょう…?)
④はな | ⑤シナモン | ⑥きなこ |
⑦ちゃい | ⑧こまち |
しおとシナモンが首だけになっている写真に関しては、2頭の普段のおてんばさを考えていただければ納得していただけると思っています。笑
(私の写真の下手さ、というのも大いにあるかと思いますが…)
ちなみに青や緑の首輪をしている子もいましたが、ふれあいコーナーのヤギヒツジたちは全員女の子ですのでお忘れなく。
~おまけ~
きなこの正解写真を撮影中、きなこが体をブルブル!
頭だけ何かに吸い込まれたような写真になりました。笑
~おまけ2~
他人(あかね)の背中に顔を乗せて休憩するシナモン。
なぜあかねも逃げずにそのままなんでしょうか。笑
(R)
2019年07月11日
6月の飼育係のおはなしをご紹介②
自然動物園では毎週土・日・祝日に飼育係のおはなしを行っています。
今回は、6月に行われたおはなしの内容はどんなものだったのか、少しだけご紹介するぶろぐの後編です。
プレーリードッグのおはなしでは、プレーリーたちがエサを食べる様子や、プレーリーが実際にかじった木の棒などを皆さんにご覧いただきました。
ニンジンなどの野菜や青草をおいしそうに食べていました。
プレーリードッグは一生歯が伸び続ける動物なので、木などの固いものをかじることで歯が伸びすぎてしまうのを防いでいます。
上の写真の木の棒はプレーリーの部屋に置いてあるものなのですが、かなり削れた木の棒の様子に皆さん驚かれていたようです。
フンボルトペンギンのおはなしでは、ペンギンだけでなくオウムとインコのおはなしも少しさせていただきました。
なぜかというと、6月15日は06(オウム)15(インコ)の語呂合わせでオウム・インコデーとなっているため。
(皆さんご存知でしたか?)
自然動物園ではオトメズグロインコ(持っているパネルの左)とシロビタイムジオウム(パネルの右)の2羽を飼育しています。
後ろで「なんで違うやつの話してんねん」とこっちを見ている子がいますね。笑
このあとちゃんとペンギンの出番も来ましたのでご安心ください。笑
動物たちを毎日世話している飼育係の貴重な話が聞ける『飼育係のおはなし』。
さて来月はどんな話が聞けるでしょうか?
どうぞお楽しみに!!!
7月のおはなしスケジュールはこちら
(R)
2019年07月02日
「ちゃい」もみんなといっしょ♪
しばらく、団体コーナーで過ごしてきたヤクシマヤギの「ちゃい」ですが
最近は、みんなと一緒に一般コーナーに出ています。
しつこく追いかけたりしなければ、こんな風に「ちゃい」からそばに寄り添うことも・・・
まだまだ、仔ヤギのふわっふわな毛が気持ちよく、何をしてても可愛くて
癒されます。ぜひ、一般コーナーにデビューした「ちゃい」に会いに来てくださいね。
(K)
2019年07月01日