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2018年03月の自然動物園ぶろぐ
寝すがた
日中は、木の中で休んでいることが多いレッサーパンダですが、
部屋の中ではどのように過ごしているかというと・・・。
寝るときは
尾をマフラーのように巻きつけて丸まって寝ています。
巣箱の中で休んでいることも
のぞいたので少し嫌がられました・・・。
暑いときには
巣箱の上でのびて涼んでいます。
木の中で寝ているときは、見えづらいこともありますが、
のぞいて探してみてくださいね‼
(O)
2018年03月31日
寝床争奪戦その2
いい場所を確保できたと思ってたら、次々と仲間が上に乗ってきて・・・。
重たくて眠れない・・・。 (T)
2018年03月31日
魅惑のほほのふくらみ
ヤギのしおちゃんをずーーーっと観察していると
急にほほがふくらんでもぐもぐすることがあります。
こんな感じ↓↓
※変顔をしているわけではありません(笑)
これは反芻(はんすう)といって、ヤギなどの草食動物が一度食べた草を胃から口に吐き戻し、よく噛み再び飲み込むという行動です。
このことを繰り返し行うことで草を消化(しょうか)していきます。
この反芻はしおちゃんに限った行動ではありませんが、しおちゃんは胃から口に吐き戻す際に他のヤギよりほほがぷくーーっとふくらみます。
あ!今、胃から口に来た!ということがよくわかります。
その動画はFacebookにありますのでご覧ください!
ふれあいコーナーに来た際には、ぜひ反芻しているしおちゃんに注目してください!
ちなみに、よく見ているとほほだけではなく首のあたりも草が通っていくのが見えます。
自然動物園では飼育していませんが、キリンも反芻をする動物です。
首が長いので草が通っていくのがとてもよく見えます(^^)
どこかの動物園で見かけたらよく観察してみてください♪
(H)
2018年03月29日
おめでたい報告!!
3月23日にブラウンケナガクモザルの仔どもが生まれました!!
お母さんはアラレという個体で、3回目の出産になります。出産直後なので少し疲れた顔をしてますね。
生まれてからしばらくは、体の毛が白いんですよ!
これは外敵に見つかりにくくするために、この色なのではないかと思います。
不思議ですよね。
少しずつ毛が生えかわって、大人のクモザルと同じような体色になります。
生まれた日はお母さんが隠すことが多く、仔どももほとんど動かなかったのですが
今は親の体にしっかりとつかまりながら、グルグルと動き回っています。
すごいところにくっ付いてます(笑)皆さんぜひ、見にきてくださいね~
おススメの時間帯は午前中です!
余談なのですが…
ちなみに生まれた当日は担当者のぼくがお休みの日でした…
なぜこういう特別な事が起きる時には担当者が不在なのでしょうか(笑)
とかなんとか飼育員あるあるを挟みつつ、お別れです~!
ぜひぜひ!皆さん、今だけ白いクモザルの赤ちゃんに会いにきてくださいねー!
J
2018年03月27日
泳げないけどくつろいでます
3月26日から、ペンギンプール工事のためにペンギン達はバックヤードに
移動しました。
日中は狭いですが、裏の通路でのんびりくつろいでいます。
広いプールで泳げるようになるまでもう少し我慢(がまん)してね!
30日から展示再開予定です。
2018年03月27日
取れそうで取れない・・・!
ある晴れた日、ブラウンケナガクモザルの展示場では、一匹のメスが
水モート(水堀り)の水の中に腕を突っ込んでいました。
見ていたお客様たちから「落ちそう!!」との声がします。
でも大丈夫です。
かれらは尻尾と手足を器用に使えます。
もう一頭やって来て同じように水の中に腕を突っ込みはじめました。
一体どうしたのかと思ってよく水モートのなかを見てみると・・・。
おいしそうな葉っぱがついた木の枝が落ちています。
かれらはこの枝を取りたいのですね!!
何度もチャレンジしていました。
なにみてるの?とでも言いたげな顔です。
残念ながら、この枝を取ることができた個体はいませんでした。
でも、新しい遊びになったかな?
そろそろ暖かくなり、動物たちも活発になってきました。
こんな面白い姿を見に、ぜひ自然動物園に遊びにきてください!!
*今回のお話に出てきたモートについて詳しく知りたい方は↓をクリック☆
https://www.edogawa-kankyozaidan.jp/zoo/blog/2017-08/#blog_244
(V)
2018年03月26日
ホウシャガメ兄弟を越えてゆけ!
先月23日に生まれたホウシャガメの仔どもですが、すくすく成長中です!
よく見ると、甲羅の模様のふちの部分が白っぽくなっていますね。
これは成長によって甲羅が新たに作られている部分なのです。
そしてもちろん、去年生まれの仔ガメたちも元気に育っています。
こちらは去年4月15日生まれの仔ガメ。
だいぶ放射模様も出てきて、ホウシャガメらしくなってきました。
今年生まれの個体と比べてみると・・・
こんなに差があります。
ちなみに、今年生まれの個体が甲長(甲羅の大きさ)5㎝、体重35gなのに対して
去年生まれの個体は一番大きい個体で甲長8.8㎝、体重156gもあります。
大きくなったなぁ。
集合写真。きれいに並んでいるところを撮りたかったのですが、去年生まれの
4兄弟が元気に動き回ってしまうためこのような写真しか撮れませんでした。
でも元気ならそれでいいのです。
今年生まれの仔ガメもこんな元気なホウシャガメ4兄弟のように…
いや、ホウシャガメ4兄弟を越えるほど元気に育っていってほしいと
願っている担当者でした。
(M)
2018年03月22日
ここの角度が気に入らない…
現在バードハウスでは
コウノトリ(♂)が展示場内で枝を集め、
巣を作っている様子がご覧いただけます。
直径はだいたい120センチほど!
隣に立っているコウノトリと比べると
大きさがお分かりいただけますか?
枝だけでなく、葉の部分も
まるでクッションのように使っています。笑
横から見ると、
左の足場(赤)と右の足場(青)の高さに多少差があるのですが
まるでその差を埋めるかのように巣を作りあげています。
誰に教えられたわけでもないのに
このような立派な巣を組み上げてしまう、
鳥たちの本能には驚かされるばかりです…。
(先日コウノトリの内容のぶろぐをアップしたばかりで、
連続してコウノトリになってしまう…と迷った結果、
やっぱりアップすることにしたR)
2018年03月21日
君の、名前は・・・!!
当園ブログでもたびたびお伝えしております、ベネットワラビーのユカリちゃんの
赤ちゃん。
(お母さんの袋から顔を出した時のブログはこちら)
この度、名前が決定しました!!
名前は…
「ゆうき」くんに命名しました。
名前の由来は、
・甲府市遊亀(ゆうき)公園附属動物園で生まれたため。
・お母さんの「ユカリ」から一字をもらって。
…という何とも覚えやすい名前となりました。
最近のゆうきくんは3/3に初めてお母さんの袋から全身が出るのを確認したり、(このことを動物園では、出袋(しゅったい)と呼びます。)ユカリちゃんが食べている餌をかじってみたり…と、どんどんワラビーらしくなっています(^^)
今が一番かわいい盛りのゆうきくん。
ぜひ、名前を覚えて会いに来て頂ければと思います。
(Y)
2018年03月20日
餌の隠し場所
ニホンリスの展示場にあるこちら↓
よく「これは何ですか?」と聞かれます。
中に入っているのは3種類の砂です。
奥から山砂、岩瀬砂、川砂という種類のものです。
種類がいろいろあるのはリスがどの種類の砂を好むかを実験しているからです。
なぜここに砂が置いてあるかというと、今までのリスの記事にも
書いたことがあるのですが、ニホンリスには餌が少ない時期のために貯食(ちょしょく)といって地面等にに餌を隠す習性があります。
よく見るとリスが砂を掘った痕があるのが分かりますか?
この中にはクルミやどんぐり、ニンジンまでいろいろなものが隠されています。
しかし、リスが餌を置いておくのは砂の中だけではありません。
例えばこちら
止まり木の隙間にリンゴがはさまっています。
他のリスにすぐバレてしまう所に置いてあるのが微笑ましいですね。
こちらは針金の隙間にニンジンが挟まっています。
ニボシはこちら。これは展示場のフェンスとフェンスの間です。
不思議なことにニボシはいつもこのフェンスの隙間に隠しています。
このようにしてリスは展示場のいろいろな隙間に餌を隠します。
リスの担当者はいつも「こんな所に隠している!」とびっくりしながら
掃除をしています。
そのまま忘れて放置することも少なくないので、一生懸命考えて隠した餌は残念ながら毎日飼育担当者が掃除してしまいます。
動物園では毎日新鮮な餌を与えているので、貯食した餌がなくてもお腹が空くことはめったにありません。
それでもめげずに毎日工夫をして砂や展示場の隙間に餌を隠すリスとの戦いはまだまだ続きそうです。
(I)
2018年03月16日
江戸川区特産 金魚の魅力②
今回は金魚の歴史についてお話を進めます。
金魚のルーツはどこなのか?というお話です。
今から約1700年以上も前のこと…
「ヂイ」と呼ばれる中国産のフナの一種に突然変異で赤い個体、
いわゆる「ヒブナ」が現れました。晋の時代の中国に現れたこの赤いフナが
全ての金魚の祖先となるわけです。
その赤いフナを飼育して、繁殖を始めたのが金魚飼育の始まりだと伝えられています。
よって、展示水槽にいる金魚は中国長江流域で見つかった赤いヂイの子孫ということになるのです。
やがて尾が長いもの、背びれがないもの、目が飛び出したものなどが生まれ、
選別と交配を繰り返すことで、現在の多様な品種が作り出されてきたのです。
金魚の多種多様な形は、全て突然変異と交配から生まれています。金魚には
「形」が変異しやすいという特徴があります。飼育者が見て楽しむための形が
追求された結果、様々な品種が安定して作り出されるようになり、現在に至ります。
日本観賞魚振興事業協同組合が、日本国内での基本品種として認定しているもの
だけで、33品種います。そのうち13種類の金魚が動物園で見られます。
色や柄の美しさは同じものがないというぐらい様々なので、お気に入りの金魚を
見つけてはいかがでしょうか?
前回は2月5日の記事になります。
(A)
2018年03月16日
診療室公開-⑧
こんにちは。
自然動物園の獣医です。
暖かくなったり寒さが戻ったり、なかなか気候が落ち着かず、風邪をひいている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところで、体調を崩して食欲がない時、みなさんは何が食べたくなりますか?
ジュースやゼリーなど、甘くてあまり噛まなくても良いものが欲しくなるのではないでしょうか。
動物も同じように、体調を崩して普段の餌を食べない時、流動食なら食べられることがあります。
今日はそのような時に使う流動食の一部をご紹介します。
こちらは、草食動物用の流動食です。
中身はさらさらのパウダーで緑茶のようなとても良い香りがします。
(味も結構おいしいです。)
このパウダーに水を加えるとどろどろの液状になります。
液状になったものを、流動食用のシリンジにいれます。
だいたいの草食動物はこの流動食が好きで、未知の食べ物に慎重なモルモットでも、少し口に入れてやるとすぐに自分から飲みはじめます。
このモルモットは特に気に入ったようで、なかなかシリンジから離れません。
(本当はモルモットに与えるときはもっと細いシリンジで与えます。今日はわかりやすいように大きいもので与えています。)
本当に具合が悪く、自分で食べる力が無い動物には、食道にチューブを入れてこの流動食を直接流し込んで栄養を摂らせる方法もあります。
流動食にはこの他にも色々なものがありますが、自然動物園でストックしているのは鳥用のこちらです。
それから、動物病院でよく見かけるこれらの缶詰。
こちらの缶詰は肉食動物用なので、自然動物園での出番は少ないですが、猛禽や魚を食べる鳥にも使えるため用意しています。
「食べさせる」テクニックは飼育員にはもちろん獣医にとっても大切です。
食欲のない動物には、このように単純に流動食を用いる以外にも、温めたり、バナナを
加えて甘い香り加えたり、ドライフルーツを加えてみたりと担当者にその動物が好むものを色々と聞き、食べる力を取り戻す努力をしています。
さて、さきほど大きいシリンジでたくさん流動食を飲んだモルモットの顔回りはべとべとになってしまいました。
これからきれいにしてあげなくては!
(V)
2018年03月15日
優しい隣人
我々飼育係は動物たちにエサをやった後しばらく動物を観察し、
その食いっぷりを見て動物たちの体調や様子に変化がないかを確認しています。
先日このホームページでも紹介した(→自然動物園ぶろぐ「鳥の名前」3月2日更新)
シロビタイムジオウムとオトメズグロインコですが、
彼らのエサやり後の観察中に、彼らの意外な関係性が明らかになりました。
シロビタイムジオウムのエサにはゆで卵の黄身が入っているのですが、
それをくわえると…
オトメズグロインコのところへ。
すると・・・
はい、どうぞ。と言わんばかりに網越しにオトメズグロインコに与えている
ではありませんか!
オトメズグロインコ側から見ても、しっかり与えているのが良くわかります。
ちなみにこのシロビタイムジオウムはオス、オトメズグロインコはメス。
この2羽には、種の壁を越えた愛(?)があるのかもしれません。
(M)
2018年03月14日
流れる季節の真ん中で ふと日の長さを感じます
3月は卒業のシーズン。
いま、これを書いている私の頭の中には
レミオロメンさんの『3月9日』が流れていますが、
いままでお世話になった方々へ、
恩返ししたい気持ちの人も多いのでは?
恩返しといえば『ツルの恩返し』、
そして『猫の恩返し』(それはジブ○の映画。)のお話が有名だと思いますが、
実は、主人公がツルではなくてコウノトリになっている、
『コウノトリの恩返し』というお話もあるんですよ!(本当です!)
そこで今回は、おそらくあまり皆さんに知られていない、
『コウノトリの恩返し』についてのお話をしていきましょう。
むかしむかし、あるところに貧乏な母親と息子が暮らしていました。
息子は毎日、少しの塩を手に入れてはそれを売り、
2人はそのわずかなお金で生活していました。
ある日のことです。
息子がいつものように塩を手にして家へ戻る最中、
お殿様がしかけたワナにかかっているコウノトリを見つけました。
「おや、コウノトリじゃないか。かわいそうに。」
息子はコウノトリを放してやりました。
その後、家の近くまで帰ってきたとき、
なんと大きな石につまずいて
大事な塩をばらまいてしまったのです。
これで今日は塩を売りに行くことができません。
お金が無く食べ物も買えない母親と息子は、
お湯ばかり飲んで空腹をしのいでいました。
するとしばらくして「コンコン」と扉をたたく音がします。
扉を開けると、美しい娘が立っており、
「嫁にしてもらおうと思って来ました」と言うではありませんか。
2人はもちろん驚いて、
「食べるものもお金もないから嫁にもらうことはできない」
と言いましたが、「お願いです」と言って聞きません。
結局、娘のお願いを断り切れずに
息子のお嫁さんとして迎えることになりました。
すると次の日の朝早く、
今度は侍たちが家にやってきました。
彼らは、お殿様が捕えようとしていたコウノトリを逃がした罪として
今のお金で約70万円の罰金を払わなければ息子の命はない、と
厳しく言ってきたのです。
母親は「何ということをしたんだ!
そんな大金、一生かかっても払えない。どうすればいいんだ。」と
泣き崩れてしまいました。
娘は母親をなぐさめると、息子に向かってこう言いました。
「あなたがつまずいて塩をばらまいてしまった石をどけてみてください」
息子は不思議に思いつつも、すぐに言われたとおりに
自分がつまずいた大きな石をどけてみました。
するとなんということでしょう!
その石の下には大判小判がたくさん埋まっているではありませんか!
そのお金で罰金を支払い、息子は命を救われました。
ところがその後、娘が「町へ買い物に行く」と言ったまま
姿を消してしまったのです。
「あの娘は、きっとあのとき助けたコウノトリだったんだ。
恩を返しに来てくれたんだ。」と母親と息子は感謝しました。
こうして大金持ちになった親子は大阪へ行き、
その後、大商人として成功を収めたそうですよ。
おしまい。
(R)
2018年03月13日
ちゅらの筋トレ?!
ある日、オタリアのちゅらが一生懸命筋力トレーニングをしていました(笑)
脚力の強化を狙っていたのでしょうか(^^)
後ろのヒレだけをプール側に出し、上げたり下げたり上げたり下げたり…
いや、おなかがかゆかっただけなのかもしれません(笑)
(動画はFacebookに載せてあります、ぜひご覧ください!)
そのまましば~らく続けていましたが、その後はぺったりとお休みモード。
一方、写真に見切れているきらりはちゅらの横でずーっと日向ぼっこしていました。
すっかり体の毛が乾いています。
のんびりしているきらりですが、ヒレアシ甲子園ではてっぺんを目指しています!
応援よろしくお願いします!! 3月16日から投票開始です!
(H)
2018年03月12日
卵嚢エネルギー作戦
ホウシャガメをはじめとするカメ類は、卵から生まれます。
ところが母ガメは土の中に卵を産み終えると、ほとんどの場合
卵を温めたり守ったりすることはなく、すぐにどこかへと行ってしまいます。
そのため、仔ガメは生まれてきたその瞬間から一人で生きていかなければ
なりません。
一見するとすごく厳しい感じがするかもしれませんが、実は母ガメはちゃんと
仔ガメが生きぬいていけるように、工夫をしているんです。
では、先月23日に生まれたホウシャガメの仔どもの写真を見てみましょう。
コレがその工夫です。
でべそ。
…でべそ!?
と、思われた方も多いのではないでしょうか?
実はこのでべそ、ただのでべそではないんです。
このでべそ、正しくは「卵嚢(らんのう)」と呼ばれるもので、
中にはたくさん栄養が入っているのです。
その栄養やエネルギーを吸収していくことで、仔ガメはしばらくの間
何も食べなくても生きていくことができます。
そしてその間に安全な場所を探して身を守るとができる、という作戦なんですね。
つまり卵嚢は、いわばお母さんが持たせてくれたお弁当といったところでしょうか。
ちなみに仔ガメの卵嚢ですが、1週間でこの通り。
キレイに吸収されてしまいました。
この卵嚢こそ、母から仔へと受け継がれた、カメなりの母の愛のカタチ
なのではないかと思います。
(M)
2018年03月11日
シナモン、舌を出して眠る
最近、少しずつ暖かくなってきましたね!
日なたぼっこ日和の季節になり、動物達も気持ち良さそうに寝ている事があります。
ぼく達もついつい、暖かい陽ざしにうとうとしてしまいますよね!
ミミナガヤギのシナモンも同じだったのでしょうか。こんな顔をしていました(笑)
よほど良い気分だったのか舌が出ちゃってますね(笑)
しお も変顔で寝ています(笑)
天気の良い日には、ふれあいコーナーに遊びに来てください。
その際には、動いている動物だけでなく、寝顔にも注目してみてください!!
おススメの時間帯は14:00~15:00です。
お待ちしております!
J
2018年03月10日
新しいホウシャガメの誕生!!
江戸川区自然動物園では、去年に続き今年もホウシャガメの繁殖に成功しました!
2月21日の夕方のチェック時に卵のうちの一つにひびが入っていることに気付き、
様子を見守っていたところ…
どんどんひびが広がって…
23日に無事卵から出てきました!
甲羅の大きさは4㎝、体重は23gでした。
まだ一般公開はしていませんが、早く皆さんにお見せできるように大切に育てて
いきたいと思います!
(M)
2018年03月09日
未知との遭遇
ニホンリスの展示場を見てみると、何やら見慣れない形のモノが…
なんだろうこれは…
小さな砲台?シーソー?それとも民族楽器?
横から見ると、木の板が刺さっているような感じ。
え、怖いけど…ちょっと触ってみようかな…
ビリッ!って来ませんように…笑 えい!
とりあえずビリッとは来なかったからよかった!
でも丸いところが動くようになってるんだな。
…おっと!手がすべった!!
うわ!取れちゃった!そんな!
壊しちゃった…泣
でも取れちゃったものはしょうがないですからね…
よーく見てみましょうか。
ふーん、上から見るとまん丸で?
木の板が刺さってたところは切込みみたいになっている?
見れば見るほど不思議な物体…。
そして取れちゃったこれ、どうしよう…。
上中下でいえば、下の下の茶番に
お付き合いいただき、ありがとうございます。笑
実はこれ、ニホンリスのエサ入れなのです。
計6個あり、リス1頭につき1つずつあるので
エサをめぐるケンカがこれのおかげで無くなりました!
簡単に取り外しができて、
しかも板にジャストフィットなのでエサが下にこぼれない。
なんと画期的なエサ入れでしょう。笑
普段はこのように使用しています。
ここからリスたちがエサを食べている姿は
なかなか可愛いですよ。
(肝心の食べているところを見せて、とお思いでしょう。
しかしこの日は寒くて、リスが全然出てきませんでした…泣)
ちなみにエサ入れの丸い部分は、もとから取れるものです。
私が壊したわけではありませんので皆さんご安心を。笑
(R)
2018年03月08日
診療室公開ー⑦
こんにちは。
自然動物園の獣医です。
先日、診療室に新しい道具が入りました。
この長い棒、いったい何に使うかおわかりになりますか?
使い方は・・・
まず、薬をいれた注射器を用意します。
(写真はわかりやすいように薬ではなく色水を入れています。)
そして、この棒の先のパーツにとりつけます。
さいごにこのパーツを棒に取り付けると・・・
ヤリの先に注射器がくっついた形になります。
動物園の動物に注射をするのはむずかしいです。
おとなしく注射させてくれる動物はいないので、飼育員や獣医が押さえて打つことが多いですが、押さえていても噛んで抵抗してきます。
例えばこんな動物に普通に注射をするとします。
この距離では、振り向いたらあっという間に噛まれてしまいます。
そこで、このような長い棒を使うと、距離があるぶん噛もうとしても獣医の手には口が届かないです。
これなら安全です。
このように、動物園の獣医はあの手この手で注射をしています。
ところで、この判子、可愛いですよね。
施設班の方が作ってくださったものですが、こんなに大きな注射器を持って追いかけられたら動物は怖いでしょうね。
(V)
2018年03月07日
運んでます!
自然動物園で人気者のプレーリードッグ★
天気の良い日に、展示場を見てみると・・・
口いっぱいに乾草をくわえています!!
どこに持って行くかというと自分の巣穴に持っていき、寝床にしたりしています♪
この後も、何回も運んでいて忙しそうでした!
(U)
2018年03月06日
猛禽類の展示を再開しました。
ssage body
鳥インフルエンザ防疫対応のため暫く展示を控えていたシロフクロウ、ワシミミズク、ハヤブサ、ノスリの展示を3月2日と3日にかけて再開しました。 環境の変化にフクロウ類は食欲がやや減少し、ハヤブサ、ノスリは、目に障害などがあるため、安心して眠ってくれるか餌が上手く見つけられるか暫くは注意が必要です。
2018年03月05日
零下17度の出張
飼育係のお仕事は、動物を飼育することだけではありません。
動物園に来てくださる皆さんに楽しく動物について見て、知って、学んで
いただけるように、園内掲示物をはじめいろいろなものを作っています。
そのうちの一つが「ワークシート」です。
ワークシートとは動物クイズや見てほしいポイントが書かれたシートで、
これをやりながら動物園をまわれば動物についてより詳しく知ることができる、
そんなお助けアイテムなのです。
ちなみに江戸川区自然動物園のオリジナルワークシートはコチラ
より良いワークシートを作るためなら、たとえ火の中雪の中…
ということで、2月17~18日に北海道の旭山動物園で開催された
ワークシート作成の研修会に参加してきました。
18日の最低気温は何とマイナス17℃!
これは水にぬらしたタオルなのですが、
外で少し振り回しただけで…
このように凍ってしまうほどの寒さでした。
しかし研修会はそんな寒さを吹き飛ばす熱いものでした!
この研修を通してたくさんのことが学べたので、それを活かして
皆さんが楽しく学べるようなワークシートやイベントを作っていきますので、
今後の江戸川区自然動物園にご期待ください。
(M)
2018年03月05日
ポンちゃん
自然動物園ではたくさんのモルモットを飼育しています。
以前、飼育係それぞれにお気に入りのモルモットがいるとお伝えしましたが、
今回は一部の飼育係(私だけ?!)にあだ名で呼ばれているモルモットを紹介します!
その名は「ポンちゃん」
なぜポンちゃんかというと、、、
生まれた時から、背中の毛がつむじの関係で巻いていてまるで毛玉(ポンポン)が乗っているように見えるからです。
横から見るとよくわかる? 上から見た方が分かりやすい?
ココです、ココです!お分かりいただけましたか??
少しわかりづらいですよね、、
そんな方のためにFacebookにポンちゃんのポンポンをくまなく撮影した動画を載せています!ぜひご確認ください!
でも、実際に目で見た方がとってもかわいらしく見えます(笑)
ふれあいコーナーにお越しの際は探してみてくださいね!
(H)
2018年03月04日
鳥の名前
自然動物園に正面ゲートから入り、右手のスロープを上がっていった右手に
2種類の鳥が飼育されています。
展示場の左側で展示されているのがシロビタイムジオウム、
右側に展示されているのがオトメズグロインコです。
今まで鳥インフルエンザ対策のビニールに覆われていたのですが、
3月からビニールをとり、以前のように観察できるようになりました。
オトメズグロインコとシロビタイムジオウム…
どことなく難しそうな字づらですよね。
実際どこで名前を区切っていいか戸惑われているお客様もお見受けします。
オトメズ グロインコ(乙女’s グロインコ)?
シロビ タイム ジ オウム(シロビ time the オウム)…?
では、彼らの名前を漢字で書いてみましょう。
オトメズグロインコ →乙女頭黒鸚哥
シロビタイムジオウム→白額無地鸚鵡
鸚哥はインコ、鸚鵡はオウムと読むのですが、
実は、見た目そのまんまな名前なんですよね。
オトメズグロインコは頭のてっぺんが黒いので、「頭黒」インコ
シロビタイムジオウムは頭にも体にも模様がなく真っ白なので
「白い額(ひたい)の無地」オウム。
これでもう名前の区切り方で戸惑うことはありませんね。
オトメ ズグロ インコ
と
シロビタイ ムジ オウム
ですよ!
決してグロインコではありません!
(M)
2018年03月02日
エサねだる目
自然動物園のふれあいコーナーでは、ふれあい中にお腹が空かないように
開く前にヤギ・ヒツジやニワトリにエサを食べさせています。
ヤギ・ヒツジには干した草、ニワトリには小さい穀類(タネ)を与えています。
そのニワトリのエサを狙う怪しい影が…
正体は、ヒツジのあかね。
あかねはこのニワトリのエサが大好きなのです。
しかし、本来主に草を食べるヒツジがニワトリのエサを食べ過ぎてしまうと
お腹を壊してしまう恐れがありますし、何よりあっという間に食べつくして
しまうので、ニワトリの分がなくなってしまいます。
そのため、飼育係が見張りに立って、ニワトリのエサを食べられないように
しています。
飼育係のおねえさんの手に持っているボトルにニワトリのエサが入っています。
それを遠くから羨ましそうに見つめるあかねの姿が。
そんな目で見つめてもダメだってば。
(M)
2018年03月01日
早いもの勝ち!
まだ寒い日が続いていますが、プレーリードッグの舎内は床暖房でぬくぬく‼
床暖房の暖かさと仲間たちの温もりでスヤスヤ寝ていたり、
仲間が上にのしかかってくる重さで寝られなかったりとさまざまです。
いい場所ゲット‼
床暖房が暖かいし、みんなの身体はフワフワで
よく眠れるなぁ…。
いい場所ゲットならず。
暖かいけどみんなの重さで眠れない…。
2018年03月01日