- 公益財団法人 えどがわ環境財団
- 自然動物園
- 自然動物園ぶろぐ
- 2010年04月の自然動物園ぶろぐ
2010年04月の自然動物園ぶろぐ
ゴールデンウィークにむけてその2
全てが飼育係の手作りです。
毎年、ゴールデンウィークに行われる「羊の毛刈りショー」の時に配っているフェルトボールです。
1、まず、刈った羊の毛を洗剤で洗い汚れを取ります。
2、その毛をスリッカーという道具を使い細かいゴミを取ります。
3、ゴミを取ったらスリッカーで毛の向きを整えます。
4、そのキレイになった毛をボール状に巻いていきます。これがフェルトボールの芯となります。
5、この芯に色毛を巻き洗剤で洗い、よく乾燥させてキーホルダーを付けたら完成!!
イベントのため飼育係が用意するのは何と500個も…
毎日ひたすら羊の毛をまきまき…
簡単そうに見えますが…ところがどっこい!!意外と難しいです。初めての方でうまく作れる方はほとんどいません。私たち飼育係も慣れるまでかなり時間がかかりました…
地味ですが結構大変な仕事です。
5月4日の「毛刈りショー」では、クイズに正解するとキレイなフェルトボールがプレゼントされます。
他にも自分でフェルトボールを作るコーナーも設けていますが数に限りがありますのでご了承下さい。
年に一回のイベントですので是非御来園下さい。
2010年04月21日
ゴールデンウィークに向けて その1
さあ、みなさん!
下の写真、何をしているところかわかりますか?
これは、4月29日に行う「糞で花を咲かそう!」の準備なのです。
動物園では毎年、4月29日(元のみどりの日)に来園された方にヤギやヒツジの糞とお花の種をセットにしてプレゼントしています。ヤギやヒツジの糞は肥料として使うと野菜や果物の甘さが増したり、花の色が鮮やかになるなどの効果があるそうです。本来は、ヤギたちが「したまんま」の糞を使った方が土に溶け込みやすいのでしょうが、お花の種と一緒にパッキングするため、糞を天日干しにしてゴミなどをより分けきれいな状態にしています。より分けは写真のように手作業で、ヤギたちの毛や落ち葉などを取り除く地道なお仕事です。
動物園では、3月中旬くらいから糞を集め始め準備してきました。当日は、300セットほどプレゼントいたしますので、ぜひみなさんご自宅でヤギやヒツジの糞を肥料としていろんなものを栽培してみてください!
2010年04月19日
おいしそうな枝を選んでいます。
餌の調達も飼育係の大切なお仕事です。
これはクモザルのために園内にある樹木を選んで切っています。
園内には多くの樹木がありますが、中には毒がある種類もあるので気をつけて与えてます。
クモザルは木の葉や皮、花も食べます。種類によって葉は固いのですがパリパリといい音をたてて食べています。特に新芽の柔らかい部分を好むのでなるべく美味しそうな枝を選んでいます。
木の皮を食べツルツルになった木の枝は子ザル達が遊具として使っています。シッポでつかんで走りまわっています。
2010年04月06日