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おうち時間が楽しくなる、お花と過ごす時間~テラリウム編~
今回ご紹介するのは、テラリウムです。 テラリウムとはガラス容器を使用した多肉植物や苔、エアープランツなどの寄せ植えインテリアのことです。
作って楽しい、飾ってオシャレ! おうちで緑を育ててみませんか?
今回は、多肉植物を使って 多肉植物のテラリウムを作ってみたいと思います。 |
材料
材料は、こちら。
材料の中には最低限必要なものと、あれば役に立つものも紹介しています。
参考にしてみてください。
まずは、お好きな多肉植物を用意してください。
左には6種類用意しましたが、今回は3種類 しか使用していません。
色合い、バランスを見て選んでみてください。 選ぶポイントとしては、同じような色味は避けましょう。高さに差があるものがおススメです。 |
多肉植物を入れる容器です。 100均で売られているガラス容器を用意しました。いろいろな形の容器があるので、この形にとらわれず、お気に入りの容器を選んでみてください。
この器は直径7.5㎝です。
多肉植物はスペースを考慮し、この容器だと 3種類は入ります。 もう少し寄せ植えしたいという方は、7㎝以上のサイズでグラスの縁が広いほうが良いです。 |
土は多肉植物用を使うことをおススメします。
多肉植物用の土は、培養土に比べて水はけの良い ものになっています。 土はホームセンター等で購入出来ます。
多肉植物用の土でなくても、水はけのよい園芸用の土を選ぶと良いでしょう。 |
左から①バークチップ②化粧石③珪酸塩白土 です。 バークチップ、化粧石は装飾用です。 これらも単体でホームセンター等で購入出来ます。
化粧石は白い砂で「寒水石」として売られていることもあります。 これ以外にもカラーサンドなどで飾り付けする方も増えています。 |
左から3つ目の「珪酸塩白土」は、根腐れ防止剤です。
テラリウムは、ガラスの容器に寄せ植えをするものなので、水をあげすぎると水が
ガラスの底に溜まってしまい、結果的に根を腐らせてしまいます。
そこで、「珪酸塩白土」を土の下に敷くことで、根腐れの防止をします。
珪酸塩白土は、1000円以内で手に入ります。最近では、100均でも購入出来るようですが効果は保証できません。
作り方
まず、容器の中に珪酸塩白土(根腐れ防止剤)を 入れます。
底がうっすら見えるくらいの量で大丈夫です。 写真のようなスプーンでは2杯程度です。
なるべく偏りのないよう平らに敷いてください。 |
珪酸塩白土の上に多肉植物用の土を入れていきます。だいたいスプーンで3~4杯程度です。
このあと多肉を入れて、また土を被せることを考えると、この時点で土を盛りすぎるのは、あまりおススメしません。 |
多肉をポットから取り出します。 土を崩すようにポットごともみもみ…と もみほぐして土と根を離します。
無理やり土から引っこ抜いてしまうと根が 途中で切れてしまい、枯れてしまう原因に なります。
ほぐしてから、優しく多肉を取り出してください。 |
取り出した多肉の根についた土を取り除きます。この時も出来るだけ優しく。
写真のように根が長すぎるものは、剪定バサミなどで切ってしまってOKです。 |
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←このような状態にしておくと、後で 寄せ植えがしやすくなります。 |
多肉植物を配置します。背の高いものを奥に、 背の低いものを手前に置くことがおススメ。
土は少しずつ入れ、周りを埋めていくように。 割りばしでツンツンと刺し、根と土の隙間を 埋めていきます。
多肉植物の根が全て隠れることが大切です。 |
横からみると、こんなかんじです。 |
多肉に砂が乗っかってしまったときは、 ピンセットや筆を使って、葉を傷つけ ないように取り除いてください。
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最後にお好みで、装飾。 寒水石、バークチップ等の枯れ木などを添えて
完成です!!!!! |
今回使用した多肉は ・ヒスイデン(アロエのような緑の植物) ・デザートローズ(丸いピンク色) ・静の舞(先が赤いことが特徴) です。
寄せ植えが完成したら、2~3日そのままにして、その後お水をあげると良いです。 水は、霧吹きなどで湿らせる程度でOK。 葉っぱにかけすぎないように注意しましょう。
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多肉植物のテラリウムは手軽にはじめられ、とても育てやすいです。
皆さんも是非やってみてくださいね。
お問合せは
えどがわ環境財団 花とみどりの啓発係
03-5662-5542 まで
2021年03月31日