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自然動物園 孵化したホウシャガメその後
ホウシャガメが孵化しました その2
4月8日に孵化した卵に続き、4月12~15日にかけて、3つの卵(1月1日産卵)が孵化しました!
これで、ホウシャガメの赤ちゃんは計4匹となりました。よーく見るとみんな模様が少しずつ違います。
不思議なのは、昨年の10月に産んだ卵も今年の1月に産んだ卵も、孵化時期がだいたい同じだったこと。一方は孵化するまでに半年近くかかっているのに対して、もう一方は3ヶ月ちょっとしかかかっていないわけです。
春に孵化すれば芽吹いたばかりの植物の新芽を食べることができるので、それに合わせて孵化したのだと考えられるのですが、温度・湿度が一定に保たれている孵卵器の中でどうやって春を感じることができたのか…生命の神秘を感じます。
全部で4匹います!わかりますか?!
口の先のとがった部分を「卵歯(らんし)」と言います。孵化する時、タマゴの内側から
この部分を使って殻を開けます。卵の中で一回転しながら缶切りのように殻を開けるのです。
孵化のようすは、こちら
殻のかけらの下に見える黄色いつるっとしたものが卵黄です。孵化直後は、体の外側に少し残っています。甲羅もまだ柔らかいので扱いは優しくそーっと、慎重に! |
孵化後一週間くらいは、エサを食べずに落ち葉や草陰にじっとうずくまって身を隠しています。その間は、卵黄の栄養を吸収しながら過ごすのでエサが食べられなくでも大丈夫! |
2017年04月18日
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