- 公益財団法人 えどがわ環境財団
- 自然動物園
- 自然動物園ぶろぐ
- 2024年09月の自然動物園ぶろぐ
2024年09月の自然動物園ぶろぐ
ホウシャガメの展示場デビュー
皆さんこんにちは!飼育係のNです。
ブログでのお知らせが遅くなってしまいましたが、
6月末からホウシャガメ(※自然動物園で生まれた「仔ガメ」)を
プレーリードックの横にある展示場に出しています(^^)
外観はこんな感じです。
暑さ対策のため、建物のいたるところに寒冷紗を張っています。
仔ガメが過ごす場所には、紫外線が出るライトを取り付けたり、
隠れ家になるシェルターを設置したり…室内はこんな感じです。
土は乾きやすいので定期的に水を撒き、湿度を保てるように心がけています。
また、そのままに放置すると土が固くなってしまい、
衛生的にも悪いため週1回程度、全体をかき混ぜています。
そんなこんなをしているうちに展示を始めてから数か月が経ち、
仔ガメたちも担当者もようやく慣れてきたところです。
仔ガメたち、以前は人が居るとなかなかエサを食べ始めなかったのですが、
今や人が居てもいなくてもお構いなし、一目散にエサを食べにきます。
(大好物の桑の葉をモリモリ食べています)
また、普段の動きだけではわからない部分も多いので、
定期的に体重測定やボディチェックを行っています。
(徐々に体重も増えていて、一安心です)
猛暑といわれる日は室内が40℃を超えることもあります。
日陰をつくり、常に風通しの良い環境に整備したほか、
バックヤードで水浴びをさせるなど、暑さをしのいでいます。
(バックヤードで水浴び中)
成長期である今、飼育環境を整えることは非常に重要ですが、
1年間通して展示できるように日々奮闘中です(`・ω・´)
ご来園の際は、きれいな”ホウシャ”模様の仔ガメたちをぜひご覧ください!
(N)
2024年09月12日
金魚のおやつと呼ばれる水草
みなさん、こんにちは。
水生コーナー担当のTです。
みなさんは金魚や熱帯魚を飼育したことはありますか?
飼育したことがある方は、ペットショップなどの水生生物コーナーなどで
このように書かれた水草を見たことがありませんか?
『魚の隠れ家に』や、『金魚のおやつに』
と書かれた水草を
この水草の正体はアナカリスやカモンバと言った水草です。
当園ではアナカリスを使っています。
水生コーナーでも金魚や日本淡水魚の水槽に入れています。
実際にいれてある水槽がこちらです。
水槽の中に緑が入るだけで水槽の雰囲気がかわりますね。
ただこの水草、入れた途端に金魚たちに突かれます。
餌は毎日与えていますが、それでもせっせと突いています。
デザートは別腹というやつでしょうか?
数日でこのような姿に早変わりします。
見事に葉だけを食べて茎だけになってしまいました。
写真上が植える前のまだ青々としたアナカリスです。
写真下は金魚たちに食べられてしまったアナカリスです。
きれいに葉だけ食べられてしまいました。
さすがに茎は固く金魚たちでは食べられないので
雑食性の野菜でも魚でも食べるクサガメたちに食べていただきます。
最後にまた新しい金魚のおやつ『アナカリス』を植えて終了です。
T
2024年09月07日
それぞれのワタボウシ
ワタボウシタマリンは英名でCotton-top tamarin(コットントップタマリン)といいます。
頭の白い冠毛が綿の帽子を被っているように見えることからこの名前がつきました。
自然動物園では5頭のワタボウシタマリンがいますが、頭の冠毛の量など微妙に違い
があります。
去年生まれた、子どもたちのコメルとコラは冠毛がフサフサしていて量も多めな
感じです。
コメル コラ
近くで見るとツヤツヤしています(^^♪
大人の コニとサントは子どもたちと比べると少し量が少なく毛の感じもフサフサという
よりはボサボサ?な感じです(-_-)
年を重ねてきた証拠かもしれませんが…。 これはこれで貫録があります!!
サント コニの横からの冠毛
今年4歳のアンはコラとコメルよりももっと毛量が多くフサフサしています。
興奮すると冠毛が逆立ちます。
ぜひ、動物園に来て実際に近くで見て確かめて見てください。
あなたはどんなヘアースタイルがお好みですか?
2024年09月05日