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花工房、春に向けて♪ブルーベリーの冬の作業と腐葉土制作ほか
本日(12月22日)は一年で最も昼が短くなる冬至です。
この日を境に昼の時間は伸びていくことから、冬至は「一陽来復(いちようらいふく)の日」と言われ、陰が極まり、再び陽の力が強まっていく転換日です。
日本では、そんな冬至を過ぎたころから本格的に寒くなりますが、
鹿骨第二花工房(えどマップリンク)では、ブルーベリーの冬のお世話が始まっています。
夏にはブルーベリーの収穫体験を開催しましたが、そのブルーベリーを育てるのには※寒肥(かんごえ)と剪定(せんてい)が大切です。
来年の春に向けて花芽と葉芽を大きく育て、夏には沢山のブルーベリーの実を収穫するのには、大事な作業です!
今日はその寒肥と剪定のポイントをご紹介します。
※寒肥とは…冬の寒い時期に庭木や果樹に肥料を与えること

一般的に、寒肥には主に窒素・リン酸・カリウムの3栄養を含む肥料を適量与えます。多すぎないようにしましょう。
剪定は、おすすめの時期は11月頃ですが、葉が落ちてから剪定をしても大丈夫です。
寒さも深まりブルーベリーも紅葉しています。

剪定をするのは、風通しをよくして、枝が蜜になりすぎないようにするためです。このことで病気になりにくく、実がなった時に傷つけあわないメリットがあります。

剪定のポイントは・・・
●前回実をつけた枝の切り落とし!
●枝と枝が交差している状態の枝は切り落とし!
剪定をするのは、風通しを良くし、病害虫の発生の予防にもなるからです。
水分や酸性の土壌を好むブルーベリーには※マルチングも良いでしょう。
※マルチングとは…土の表面にマルチ材など(花工房のブルーベリーの場合は土壌改良材のピートモスや鹿沼土を使用)を敷くこと。それによって温度や湿度、土壌酸度(酸性の程度)などを調整します。
鹿骨第一花工房(えどマップリンク)では、腐葉土をつくっています。


手作りの腐葉土BOXには一年前に集めた枯葉が入っています。腐葉土に向いてる葉は、落葉広葉樹のケヤキやモミジ、コナラ・クヌギなどの葉です。

新しい腐葉土を作る時は、集めた落ち葉の中に2割ほど腐葉土(種菌)を入れて湿度と温度を保ちながら混ぜて(攪拌かくはん)微生物の分解を促します。
腐葉土はふんわりとした土へと変化させる土壌改良などに使用されます。
また、12月19日(金)には鹿骨第一花工房のプランターにボランティアの皆さんがビオラの花植えを行いました。


多くのボランティア(花とみどりの応援団)(←関連ページにリンク)の参加があり、スムーズに花植え作業が行われました。
ビオラは丈夫で寒さにも強く、秋から春まで長く開花を楽しめるガーデニング定番のお花です。
お近くにお出かけの際はぜひお立ち寄りください。
春の芽吹きの喜びは、冬の準備があってこそ。
みなさんの手で花とみどりを広げていきましょう(^^)/
Report by : Y.N.
2025年12月22日