江戸川区自然動物園

動物園の仕事あれこれ

ジェフロイクモザル展示場で事件!

2015年12月02日

  ある日の午後・・・

左の木に注目! 折れた木
左の木に注目! 真ん中からバキッと折れています

 

ジェフロイクモザルたちがぶら下がったり揺らしたり見晴らし台にしたりと、

毎日自由に使っていたお気に入りの木が折れてしまいました。

 

翌朝、施設班に協力してもらい補修しました。

折れてイガイガになった枝をきれいに切り、ワイヤーを通し、クモザルたちがぶら下がってもたるまないようにワイヤーの張り具合を調整します。

折れた木の補修 木に登るクモザル
早い!職人技! すっかり慣れて木に登るクモザルたち

 

補修が終わり、獣舎から出たクモザルたちはそわそわ。

餌にも目もくれず折れた木のまわりをふらふら。

「なんか変!いつもと木が違う!」という声が聞こえてくるようでした。

しかししばらくするといつもと同じように木に登ったり走ったり自由に動き回っていました。

 

※新しく設置できる木が見つかり次第、折れた木と交換予定です。

 

 

外来生物について学んで解説パネルも作成!

2015年06月05日

東京コミュニケーションアート専門学校からの依頼で、「動物園セミナー」のゼミの学生に「身近な水生外来生物」について講義をしました。学生さんは15名。アカミミガメやカミツキガメ等の外来種について、またイシガメやクサガメが置かれている環境についても詳しく説明しました。

2時間ほどの講義の後、学生の皆さんは学校に戻り、学んだことを来園者に向けたパネルにまとめます。飼育係の仕事として、「伝える」はとても大切なこと。将来、動物園で働くようになれば、必ず解説パネルやワークシート、ホームページ、キーパーズトーク等様々な手法で「伝える」という仕事に向き合います。そのため、学生のみなさんも真剣に取り組んでいました。現在、3名のパネルをイシガメ(バードハウスのサイチョウの展示場)の展示場の前に掲示してあります。ぜひ、みなさん学生さんの作ったパネルも見てみてくださいね。

 授業

           みんな真剣にメモを取っています。

 

学生作成のパネル 学生が作ったパネル
学生が作ったパネル 学生が作ったパネル

学校で選ばれた3名のパネルを動物園で掲示しています。 イラストもなかなか上手です!

 

 

ハズバンダリートレーニング

2015年05月21日

こちらは、オタリアのエサやりのようすです。当園では「きらり」と「ちゅら」の2頭のメスのオタリアを飼育していますが、エサの時間には簡単なトレーニングをしています。 「動物を長期に健康的に、なおかつ動物も人も安全に飼育するためのトレーニング」でハズバンダリートレーニングといいます。

オタリアエサの時間

具体的にどんなことをやるのかというと・・・

たとえば、このように口を開けてしばらくじっとしてもらいます。その間に歯や舌を触ったり傷などがないかチェックをします。

また、目薬をさせるよう水で点眼したりもします。

なぜか、となりでサインを出してないのに「きらり」が“はずかしい”のポーズをしてますが・・

口の中をチェック

さらに、からだのどこを触られてもじっとしているようにします。背中やヒレ、おしりの穴も!動物の体温は直腸温で計測するので、お尻の穴に体温計を入れます。そのためのトレーニングです。 

ボディチェック

このようにからだが大きく、リスザルやプレーリードッグのように 飼育係が捕まえて動かないように抑え込んだり、麻酔をかけたりできないような動物はこのようなトレーニングが動物の健康を維持するために大変重要になります。

みなさんもエサの時間に来園された時にはぜひトレーニングにも注目してみてください。

 

これ、なんだかわかりますか?

2015年05月09日

この箱、何をするためのものかわかりますか?

 

検卵器

 

実は・・・箱の中にコレを入れます!↓

 

たまごが入ったところ

 

そして・・ふたを閉めてスイッチを入れると・・・

液晶画面には、こんなふうに表示されます!

 

生きてるタマゴ

 

反応がないタマゴ

 

 もうわかりましたか?

 これは、「孵卵器(ふらんき)」に入れていた卵が発生が進んでいるか、つまり

 生きていてヒナに成長しているかどうかを調べる機械なのです。

 上の画像は、ひよこの絵と心拍が定期的に拍動しているのがわかります。

 下の画像は、残念ながら反応がありません。

 

 現在、動物園ではチャボの卵をいくつか孵卵器に入れています。定期的に、このように

 検卵(生きているかどうか調べること)をして、孵化に備えていろいろな準備をします。

 便利な機械ですよね!チャボだけでなく他の鳥の卵でも使えるのですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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